パリ-ロンドンは、東京-大阪くらいの感覚。
友達も多いし、仕事でも行くので大好きな場所。

そして今回は、坂本龍一さんと、アルヴァ・ノトさんのコンサート“TWO”の為に渡英した。


 

感動の公演後に楽屋で!

 


 

始まる前の舞台

 


2002年から始まった二人のコラボレーションの、ミニマルなピアノ音と不思議な実験的音の融合で、僕は心の芯をジワジワ揺さぶられ、何だか身体の内側がホワーッと温かくなった。

会場バービカンホールは、バービカンセンター内にある。
ロンドン東部に80年代初頭にオープンしたヨーロッパ最大の文化施設。
第二次世界大戦で大破したこの辺り一帯をエリザベス女王の提案で開発された。

このコンサートホールに加え、アートギャラリー、劇場、映画館、図書館、レストラン、レジデンスも共存する巨大なスペース。
そのデザイン自体も格好いい。


 

ホールの天井の一部もこんなデザイン




パリから一緒に行ったのは、友人のパトリシア。



彼女は、アートやインテリアのアートディレクター。
チェルシーでアートディーラーとの仕事も一緒にこなして、コンサートに出かけた。

僕の今回の滞在先は、いつものショーディッジエリア。
ロンドンで最もアーティクで自由な新しいエリア。
パリ同様、エリアはどんどん移動進化する。

新しく出来たTHE CURTAIN
元は1577-1622年まで劇場だった場所。


 

THE CURTAINのプール横テラスでドリンク

 


 

THE CURTAINの部屋
スチームバスになるバスルームだった!

 


トップフロアには、朝食から晩まで食べれるレストランが屋外プールを囲うように広がっている。



朝ごはんに頼んだアボカドトースト


これまで泊まっていた、エースホテルや、新しくNOBU HOTELも出来ていた。

早速、トライ。
ロンドン店の寿司シェフNORIYOSHIさんのご飯を堪能した。



NOBU HOTEL ショーディッジの地下1Fのレストランの僕は寿司カウンターに。
DJブースでは音も。

 


 

レストランのエントランスから見た図。
ずーっと奥に見えないけど寿司カウンターがある。


ショーディッジの道には、グラフィティーで溢れている。







毎回、テイトモダンや、大英博物館、ヴィクトリア&アルバートなど。
いつもチェックする美術館も多いロンドン。

加えて、ギャラリーを回るのも楽しい。
ロンドンに2箇所、香港にもあるホワイトキューブも必ず寄るギャラリーの一つ。

今回は、ブラジリアンアブストラクトアーティストのBeatriz Milhazesの展覧会をやっていた。

 



「私は、インターナショナルだが、関心はあくまでもブラジルでしか見つからない。」と語るアーティスト。
2003年には、ヴェニスビエンナーレにブラジル代表で選出されていた。




ホワイトキューブのに近いところにある、小さなマーケット。



名前はBERMONDSEY ANTIQUES MARKET、アンティークとは名ばかり。
どちらかといえばフリーマーケットっぽい、親しみやすい市場。
毎週金曜日に開かれている。


 

蚤の市

 



今でも好きなのは、ダブルデッカーの最前列から見たロンドンの街