ついにこの日がやってきてしまいました


「メイク研修」


全員が本番と同じメイクをして稽古すると言う日なのですが

自分でメイクをする!のです


どうすればいいんだよです


稽古場に入るとそれぞれ早速みなさんメイクを始めてます




前の席の大鶴義丹さんも


隣の席の松村雄基さんも

慣れてる!


全然わからん!


確かにアナウンサーなので、新人の時からメイク室に入り、自分でメイクをしてきました

私が持ってきたメイク道具はこれだけ

30年以上使ってる【三善のDW1】というドーランのようなもの


とりあえず、ドーランだけ塗って

ぼーっとしてると(笑)


義丹さんが

「目張りを入れると良いですよ」


と言ってペンシルを貸してくれました


同い年の雄基さんは

「下北沢や新宿に舞台用のメイクのお店があるから、そこに行くといいですよ」

と教えてくれました

皆さん、優しい


私も、ちょっと知ったところを見せようと

「私はサンゼンのD W1を使ってるんですよ」と雄基さんにいうと


「笠井さん!ミツヨシです

三善と書いてミツヨシとよむんです」


なんですと!


私30年以上、サンゼンと思ってた!


とほほ


とにかくやらなきゃ



こんなんなりました!(笑)


1幕の出番が終わって

2幕の出番まで時間があるので

ここでメイク研修となりました


舞台付きのメイクさんに

指導いただいて


アイシャドー(目と眉の間)

アイライナー(目張り用)

アイブロー(眉毛用)


色々購入しなきゃいけないことがわかりました


やり方も教わりましたが、もう何がなんだか


ただ、眉毛メイクだけはやったことがあるのです


アナウンサーとして?

いえ、がん患者として



退院直後、抗がん剤の影響で眉が全部抜けてしまったので、これじゃテレビに出られないと言うことで、まゆを書いたのです


お絵かきのようでしたが

眉を書けば、とりあえず何とかなったので、ホッとしたのを覚えています


でも、そのアピアランスケアメイクと舞台メイクは全然違うものでした


帰りに、マツキヨに行って、メイク道具を買おうとしたら

1つ500円!


退散


近所の百均に行ったら、1つ100円で売ってました



やったー!


百均は私たちの味方

とにかく、本番までには何とかしたいと思います


若手はみんなで教え合ってました

やっぱり、女性が男の子たちを指導





私も若い女性に教わりたーい!


でも、そんなこと言ってると、この時代、セクハラ、パワハラと言われかねませんからね


皆さんのご指導をいただいて、メイクもがんばります!


妻、茅原ますみのブログ