今日は南三陸 です

 

 

 

 

ほぼ10年通っていますが、防災対策庁舎はいつもと変わらない佇まいです

 

 

 

 

 

1年ぶりの南三陸 は、震災10年の去年とは違って少し静かな印象です

 

 

 

発災直後に出会って、11年交流を続けている南三陸さんさん商店街の写真館「佐良スタジオ」のご主人、カメラマンの

佐藤信一さんと嬉しい再会、防災庁舎周辺を散策しました

 

 

 

 

防災対策庁舎の前に作られた復興公園「祈りの丘」を訪ねたことがありますか?

 

今日はその「頂き」を少しご紹介しましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、佐藤さんと一緒に、南三陸 の皆さんとの再会を喜び合いました


取材ではないので

お互い楽な気持ちで話ができました

 

佐藤町長にもお会いしましたよ

 

この場所に来ると自然と悲惨だった11年前のことが思い出されます

 

私は必死に被災地のことを伝えようとしていましたが

妻は、家族のために早く帰ってきてほしいと私に希望を述べていました

 

しかし私はその言葉をほとんどを聞き入れず、取材に没頭していました

 

11年経って、その当時の思いを妻が文章にしました

 

ブログに正直な気持ちを綴ったのです

 

夫が震災当日から長期間被災地の取材に出てしまった家族の思いです

ぜひ、お読みください

 

 

 

報道人として生きること

人として生きること

その選択はとても難しい

 

妻の気持ちをはっきりとした文字で知り、心が痛くなりました

 

しかし、その妻の文章に救われている自分もいました

 

あの日から妻が3人の息子たちを守ってくれていました

 

それは事実です

改めて感謝します

 

そしてそれ以上に、東北の現地の皆さんが困難に直面していたのもまた事実です


明日は大川小学校から夕方中継を行います

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