東京・豪徳寺 まねき猫発祥の寺院
世田谷八幡宮から歩いて5分ほど。
こちらにも訪れました。
大谿山豪徳寺。
こちらに訪れるのは2度目で、前回は10年以上前でした。
前回は秋の紅葉の綺麗な時期に訪れていましたが。
今回は酷暑の3連休初日に訪れました
こちらは山門。
文明12年(1480年)に建立された弘徳院という寺院を、寛永10年(1633年)に彦根藩2代藩主・井伊直孝が井伊家の菩提寺として伽藍を造営。
井伊直孝の戒名にちなみ、豪徳寺と改称されました。
山門をくぐりまして。
正面に仏殿があります。
仏殿は、延宝5年(1677年)に建立。
阿弥陀如来坐像、釈迦如来坐像、弥勒菩薩坐像などがおさめられています。
こちらは仏殿の斜め向かいにあります、三重塔。
平成18年(2006年)に建立されたものとのこと。
三重塔を横から。
ちょっと見辛いかと思いますが、1段目と2段目に招き猫の彫刻が見られます。
この三重塔には何匹かの猫が彫刻されているようですね。
2段目のまねき猫。
招福殿。
豪徳寺といえば、招き猫発祥の地とされています。
井伊直孝の鷹狩り帰途のこと。
寺の門前にいた住職の飼い猫「たま」が、手招きするような仕草をしたため、直孝は寺に立ち寄り休憩することに。
すると、休憩中に天候が変わり突然雷雨になります。
雨にあたらずに済んだ幸運に感謝した直孝は、この寺を井伊家の菩提寺にした、という伝説があります。
招福殿にはたくさんの招き猫が奉納されています。
そして外国人参拝客も多かったです。
外国人にも有名なんですかね?
確かに、フォトジェニック
どの招き猫ちゃんも真っ白で真新しく見えたのが印象的でした。
境内墓地にあります、井伊家墓所。
彦根藩の歴代藩主や正室のお墓があります。
彦根藩2代藩主・井伊直孝の墓所。
こちらは、彦根藩11代藩主・井伊直弼の墓所。
幕末に徳川幕府の大老職に就いた直弼は、日米通商修好条約に調印。
また、“安政の大獄”と呼ばれる、国内の反対勢力を弾圧したことで知られています。
安政7年・万延元年(1860年)江戸城桜田門外で暗殺されました(桜田門外の変)。
こちらは法堂(本堂)。
昭和42年(1967年)に造営。
地蔵堂。
令和2年(2020年)落成。
新しい建物ですね。
鐘楼。
こちらの梵鐘は、延宝7年(1679年)に作られたもの。
世田谷区内にある、現存最古の梵鐘だそうです。
御朱印もいただきました。
私が訪れた際は書き置きでした。
豪徳寺はこちら
↓
.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+
☆Rinkoの過去の旅行記
城郭・社寺ピックアップ・史跡まとめetc.はこちらからどうぞ。
ご朱印をいただいた記録はこちらからどうぞ。
史跡訪問記録blogはこちらからどうぞ。
.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚