仕事の資料に、キム・ミョンガン(性人類学者で槙村さとるさんの夫)と作った本「男に大人なんかいない!?(集英社Be文庫・配信もあります)を読み返していたら、


ダメ男とばかり付き合うと言われ続けてる私はまた考えてしまった。


ダメ男ってどうも「妻子を養う収入がない」ことを言われてるような気がするんだけど…


キムさんの本の中では


結婚すると思っても、先立つものはお金~

「愛があれば貧乏でもいいわ!」などと、男性を泣かせる言葉を言ってくれる女性は今時少数派…

たいがい相手の男性の収入を気にする、


となっていますが、私こういう風な良い言い方してもらったことない…。


あまりにダメ男好きダメ男好きと言われ、まるでダメになるように仕向けてるように言われ、


なんか自分に欠陥があるのかと思ってました。


私なりに利害関係が一致した相手を選んだつもりだったのに。


まー利害関係が成立しなくなると仕方なく別れるんですけど、


これも「添い遂げるのが普通」って怒られる…みんな我慢してるんですかね。離婚増えてるとも聞いてるけど。



多分、私のこと「ダメ男好き」と言いたい立場があるんだなと最近思うようになってきた。


「女は可愛く養われてろ」と。


生い立ちを経済的なことに絞って話すトークショーのあと、わざわざ私に


「養ってくれるような男と出会わなくて可哀相にね」

と哀れみの言葉をかけに来た男性もいました。


その横にいる女性が、
「自分が稼いでるからいいのよ!」
と言ってくれましたが、
「私はこの人の元妻で、離婚したけど彼のくれるお金で生活してるんです」。


結局この男性は、自分の経済力を自慢したかったのか…。


私だって何も男を養いたくてこうなったわけじゃないんですけど(今は子しか養ってませんよ!それもいっぱいいっぱいで、子も節約倹約に協力的です。)


私が虐待を浮けた養父には正式な家庭があり、私の家は妾宅だったので、養父には二つの家庭を養う経済力があったわけなんですが、


そういう人にさんざんな目に遭ってるので、経済力のある男と付き合うのが恐ろしいのかもしれない、と最近思うようになりました。


一回目の結婚でDV夫に専業主婦させられたけど、文字通りキッチンドランカーでしたし…。


ということを考えつつ、描いてるのはシニアセッ●ス漫画…(ムックに掲載)。


発売日決まったらまたお知らせします。