内田春菊オフィシャルブログ「基礎体温日記Ⅱ」Powered by Ameba

昨日は、ユーヤと、レイルロード・ムービーズをデザイン

してくれた長坂勇司さんと三人で、世田谷パブリックシアターに「バンデラスと憂鬱な珈琲」を観に行きました。

 

 長坂さんから堂島ロールというケーキをいただいた。軽やかなクリームに、弾力のある生地が素晴らしい。


 次回、双葉社「オンダンバタケ2」の打ち合わせのあと、タイニィアリス行って「4の話」を一緒に観ましょうかという話をする。


 そういえばこの「4の話」ですけど「しのはなし」って読むらしいんですよね…。


 「4の話」には四人の作家がいます。

 

 まず、男女二人ずつの四人の登場人物がバーにいる。いろいろあって乾杯するまでを、「猫☆魂」という劇団の、西永貴文さんが書いている。

 その設定を受けてしょっぱな私が書いた話の中で、一人が死ぬ。

 その話が終わり、次の話になったらまたみんな生きていて最初と同じこと言いながら乾杯し、次の作家さんが書いた話の中でまた誰かが死ぬ。

 生き返って乾杯、また別の作家さんの書いた話で誰かが死ぬ…という構成になっています。

 私の他に書いている人は、「B級遊撃隊」の佃典彦さん、「メタリック農家」の葛木英さん。ちなみに葛木さんは女性。女優でもあり、小説執筆中でもあります(美女)。


 だけどこれ、セリフ覚える方は大変だと思うんですよね~。

 私、少し前、昼ドラのレギュラーの仕事があったんですけど、毎回「今日初めてご覧になった方」への説明セリフがあるんです。そのたび同じようでありながらちょっとずつ違ったこと言うわけでしょ。それがすんっごく覚えにくい。 しかしそんなセリフの続く中、主演の前田吟さんの記憶力は素晴らしかった…。


というわけで、「4の話」、どういう仕上がりか、大変楽しみです。役者さんたちがんばれ~。