乱れた文字を放置し続ける限り

社会に穏やかさはやってこない。

 

また文字か・・。

 

と思われるかもしれません。

 

でも他に言う人がいないので僕が

言い続けなければならないと。

これが僕のMISSIONだと想っています。

 

最近氣になるのは

文字以前である、

ペンの持ち方です。

 

親指と人差し指の先で軽く抑え、中指で支える

という基本から離れ

指先で押さえるのではなくて

ペンを親指と中指の第一関節の間に挟んで

書いているお子さん

いや成人をよく見かけます。

 

学校で指導できない理由があるのでしょうか。

それよりも親御さまがその持ち方に違和感を持たれないことに

『異常事態』を感じます。

 

この持ち方ですと長時間耐えられない、文字の形の変化がつけられない。指先の微妙な運びが出来ません。

それにも増して『美しくない』です。

 

「そんなことどうでもいい。読めればいい。」

 

というご意見もあるかもしれません。

 

それは乱れた文字を書き続けることになります。

 

文字が乱れているということは

こころも穏やかさを失い、

頭の整理が出来ていないことを意味します。

 

「そんなこと」

 

と小さいことに無関心であることは

小さいことへの

優しさ

が欠けているということです。

 

ペンの持ち方(箸の持ち方)を指導して

整った文字を書くことへの関心を持っていただきたいと切望しています。

 

穏やかな人は文字も穏やかです。

そういう人ばかりになると社会は不都合なのでしょうか。

穏やかさは無力ではありません。

 

むしろあらゆる創造の源だと想います。