初めに、日ごろから信州大学男子ラクロス部の活動を支えてくださるOBGの皆様、保護者の皆様、その他関係者の皆様にこの場を借りて心から感謝申し上げます。
今後とも変わらぬご支援、ご声援の程よろしくお願いいたします。
自信の心境を包み隠すことなく、正直に記しました。
長く、拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただければ幸いです。
さて、最後のキックオフブログは自分大好き、そうたからバトンを受けました。
普段は理解しがたい言動が多い彼ですが、能力は確か。
ユースではピカイチらしいので、その力を信州でも発揮してもらって、今シーズン試合で活躍する、無双する姿を期待します。
10月27日、21とのラストゲーム。最後の舞台は土や雑草だらけのよくあるグラウンド。彼らの最後の地としては到底ふさわしくなかった。
10月20日東海地区決勝戦。東海地区のラクロッサーに囲まれた試合。
彼らにはそんな環境でラクロスをさせたかった。
1勝4敗で幕を閉じた1部の舞台。21の努力量には値しない結果だった。彼らに頼っていた。全て任せていた。試合になれば気持ちは入る。試合にならなければ気持ちは入らない。そんな自分がいた。
ラクロスに向き合え切れなかったシーズン。明らかに自分の努力不足が表出した。
試合に起用してくれている。期待してくれている。引っ張っていくべきなのに、自分が足を引っ張った。周りがレベルアップしている中、何もできないという虚無感。
試合を重ねるごとに反省が増え続け、結果も残せない。それでも自分ができることをがむしゃらに、言われたことを全力でした。ただ、それだけの選手で終わった。
自分から何かあるわけでもなく、何かできるわけでもない。自分が23信州を5位に導いてしまった。結果に悔しいと言えるほど努力ができたとは到底言えない。
ただ、何も言えなかった。そんな昨シーズンだった。
自分たちのラストイヤーに向けたミーティング、チームの高い目標、仲間の努力姿。どれも自分には眩しかった。
当初、忙しさを理由に離脱しようとしていた。周りに相談することもなく、周りの声を聞かず、自分の中で完結する。「これで良いんだ」と自分に言い聞かせていた。
自分は、中学・高校どちらも怪我を理由に離脱した。最後まで歩み切った事はなく、最後の部活人生もそんな終わり方なのかとぼんやり思っていた。
ただ、辞めたいとは思えなかった。それだけが心残りだった。
振り返れば何度も怪我をした。その度に外から練習を眺める自分。心が折れて泣いた夜もあった。それでも辞めようとしなかったのは仲間の存在が大きかった。
簡単にこの環境を捨てることはできない。素直に思った。
これほど、物事に対して向き合えるのは幸せなのかもしれない。それまでは、ただ生活の一部に組み込まれているだけだったものが、今は自分と向き合えるきっかけになった。
最後の年ぐらい自分に責任を持ちたい。結果を残したい。やり切りたい。この気持ちが強かった。正直、まだ自分の中でも葛藤はある。ただ、選択で後悔は二度としたくない。
やってみやんと分からん、やる前に諦めるんやなくて、やれるだけやりゃええ。
自分で決めた道だから、言い訳は無し。覚悟をもって向き合って、後悔のないように。
次はスタッフリーダーのりんにパスしたいと思います。
彼女はとてつもなく熱い人間です。リーダーだからというより、本気で意思が強いんだなと感じています。そのまま、いや、それ以上の熱量で、駆け抜けてください。