朝、静かに耳を澄ますと聞こえてくる鳥のさえずり。
とても気持ちのいいものです。

だけど見ようとしても窓を開けると逃げてゆく。小鳥の姿をしっかり見る機会は少ないと思います。

カラスは人が近づいても逃げないから分かりますが。身近なスズメなどは近くにいてもその姿や色を描くことは難しいのではないでしょうか。

最近、家に置きっぱなしにしてあったコンパクトデジタルカメラで、境内から見える鳥を撮ってみました。


まずはスズメ。狭い瓦の隙間に巣作りするのでしょうか。昔ながらの瓦屋根が少なくなった都市部ではスズメの数も減っているようです。


ムクドリ。これも住宅に巣作りすることがあります。以前、庫裡のひさしの傷んだ板の隙間に巣作りしたこともありました。


キジバト。羽の模様が鱗のように見えるのが特徴。


コシアカイソヒヨドリ。この子はカメラを構えても逃げずにいてくれました。こんなにはっきりと撮れたのははじめてです。

まだまだいるのですが動き回る小鳥の撮影は難しい。

興味がないときは、どれも鳥ということでしか見れなかったのですが、はっきりと姿が見えるようになると名前を知りたくなります。

雑草という名の植物はありませんと昭和天皇が言われたそうですが、鳥も同じで、殆どの鳥には名前がついています。

鳥たちにとっても住みやすい環境が残せるといいですね。