奈良旅での1泊目は
和空法隆寺という法隆寺が目の前の宿
ここの名物は法隆寺の魅力を
宿の従業員兼語り部ガイドが
時間をかけて説明してくれること。

まず、夜には宿で映像を使って説明
そして、翌朝には実際に法隆寺を
案内しながら詳細に約2時間かけてガイド
しかも、このガイドの内容は単に
法隆寺の一般的な、全般的な話ではなく
建築というテーマに絞って
法隆寺の建築の魅力をひたすら詳細に
かつ、楽しく深掘りして説明してくれる
テーマは四半期ごとに
建築、寺院、仏像、信仰と設定されてます
次は是非仏像のテーマの時に来たいな

法隆寺は世界最古の木造建築物
1300年前に造られましたが、
そこからこの建物を守って、
修復、補強、改築により
現在までの長い歴史を繋いでき
いろんな年代の建築家の
奇跡的な知恵と工夫に感嘆

五重の塔の見事な梁
木造なのに角がこんなに
一直線に揃っていることが
奇跡的だそうで、
建築好きにはこの角度の写真が
一番の撮影ポイントだそうです

ガイドおすすめの映えスポット
三角の中に金堂と五重の塔が
揃っておさまっています

長く耐久性があり、硬い
石やれんがの建物ではなく、
脆く、柔らかく、雨や湿気で
変形しやすく、かつ、
燃えやすい木で遺していくことの
難しさをひたすら深く、熱く
説明してくれました

建物のどこをどう見たら、
その建物が造られた年代がわかるかの
説明がへぇ~連発でした
蛙股の形を見ればわかる!
この模様は飛鳥時代特有のもの

エンタシス様式の柱と呼ばれる
ギリシャの石柱を模した形
真ん中が少し太くなっている
飛鳥時代にギリシャからシルクロード
を通ってはるばる日本まで伝来のしたのか
それともたまたまそうなったのか?
いろいろな説があるそう
雨の多い日本の建物には
軒が付き物ですが、
この軒がなかなかの難物
雨を溜めないため斜めにする必要があるが
木で造ると重さに耐える強度が難しく
この対策の歴史の説明に聞き入る
技法を編みだし、日本の建物を
進化させてきた昔の建築家に拍手

この網目にもいろいろな理由が


法隆寺の仏像百済観音

八角形の夢殿


ガイドツアーご一行

マンホールが良き