3月21日

パパは小川用水を辿ってランニングしました。

小川用水は、多摩川の水が流れています。

多摩川の水は羽村取水堰で玉川上水に流れ、

小平監視所で新堀用水に分水されます。

(ここでほとんどの水は多摩湖・狭山湖に向かい、

東京都の水道水として貯水されます)

新堀用水から小川橋の所で分水を受け、小川用水がスタート。

主に小平の小川地区を青梅街道沿いに流れていきます。

 

 

小川用水は、江戸時代初期の1656年に、

玉川上水の開削からわずか3年後と早い時期に開削されています。

小川地区の新田開発、生活・飲料水確保のために、

小川九郎兵衛が幕府の許可を得て、自費を投じて用水を開削しました。

もともとこの小川の地は、水利の悪い土地で、粟やひえ・麦・そばなどを

栽培する畑がある程度でしたが、新田開発を目指し、用水を造りました。

 

玉川上水は江戸の武士・町民のための水で、

小川地区を流れているのに、この水を使うことは許されず、

逆に、水路の整備や荷役などで労働を課され、恨みばかりの水でしたが、

小川用水により、ようやく小川地区の人々も水を得ることが出来ました。

 

短冊型の田畑が連なっているのがわかります

 

小川用水に沿って、短冊型に地割されています

 

まずは、玉川上水の小平監視所からスタート

 

ここからは新堀用水になりますが、地下を流しており、

しばらくは暗渠になっていて、流れを見ることはできません

 

 

新堀用水は胎内堀(ほっこぬき)と呼ばれるトンネル状の掘削が行われています。

 

ようやく流れが顔をみせます

 

細ーい流れがずっと続きます

 

 

 

 

直角のカーブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

用水沿いに走りたくても、道がなくなり、

しばらくは青梅街道を進みますが、用水が続いているかどうか心配になり、

時々確認しにいったりして、流れの方向を確認しました。

 

 

今回は青梅街道と府中街道が交差するところをちょっと行ったあたりで終了。

 

 

 

別の日に、小川用水の下流域、多摩湖自転車歩行者道と交差するあたりを