鍼灸師の国家試験は全14科目。
当然中には苦手な科目もあります。
大きく西洋医学と東洋医学に分かれますが
私は東洋医学の中の経穴という科目に
とても苦手意識を持っています。
経穴とはツボの事。
鍼灸師は治療に経穴を使いまくるので
身体の全ての経穴の位置を覚えなければなりません。
これがとてもとても辛い作業で
似たような場所に何個もツボはあるので
なかなか覚える事が出来ません。
国家試験では聞かれやすい範囲と
聞かれにくい範囲が存在します。
10年前はそれが顕著でしたが
近年はそうもいかず難易度が上がる一方。
残りの時間で重要なのは
包括的に覚えるのではなく
局所的に完璧に理解する事です。
腹部背部上肢下肢の取穴を暗記することにしました。
腹部背部上肢までは完璧なのであとは下肢のみ。
他の頭部や頚部、手首足首より先は知りません。
中途半端な全身装備よりも
完璧な盾一つの方が戦えそうです。