瞑想はなぜ危険なのか? | 生きる意味と価値を知る 仏教と心身の修行講座

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宗教としての仏教ではなく、仏教が本来持っていた、心理学、哲学、修行法をお伝えします。心と体を使って楽しく修行していきましょう。

こんにちは、ぶんりゅう です。

瞑想が危険であることは、オウム真理教を見ればよくわかるでしょう。

彼らは、瞑想の体験の素晴らしさにおぼれて、道を外していきました。

瞑想が進むと、さまざまな神秘的な体験をすることができます。

問題は、それが真実なのか、脳内の妄想なのか、本人には判断がつかないことです。

夢を見ているとき、普通、それが夢なのか真実なのか区別はつきません。

脳は、実際にあるものと、妄想で見ているものとの区別がつかないのです。


脳内では、死後の世界に行くことも、前世にいくことも、宇宙の外に行くことも、宇宙と一体となることも、すべて自由です。

しかし、それが真実と証明することは誰にもできません。

そのことを理解したうえで、瞑想を行なっていれば問題ありません。

しかし、現実と妄想の区別がつかなくなると危険です。

すごいレベルの人でしたが、あっちの世界に行ってしまって、なかなか帰ってこなくなったことを、私は見たことがあります。

ぶっとんだ発言が多くなって、本当に危なかったです。
(最近マシになりましたが)


ブログやワークショップでは、安全な方法をお伝えしていきたいと思います。


はしもと ぶんりゅう