あと2年ほどで20cmと言う樹高が厳格化される小品盆栽界。

我が家の樹はそれこそこの20cmギリギリのラインですので非常に気になるところ。

昨年の雅風に出展した樹の中で20cmを超えているものは真柏と長寿梅で、それぞれ21.5㎝ほどです。

このままでは小品盆栽ではなくなってしまいますので何とかする必要がありますが・・・・・、真柏に株立ちの長寿梅ですので何とかなると思います。

ところで先日、先生より石化檜の樹高は20cmを超えているのではと指摘を受けました。

答えを先に言うと『いいえ』です。

昨年の春、頭を飛ばして樹高を3cmほど下げましたのでジャスト20cmです。

石化檜の直幹造りは大きくなってしまうんですよね。

来年くらいから樹高20cmを超える樹は小品席飾りで使えなくなるので値段が大幅に下がると思われます。

だから無理にでも樹高を抑える必要がある。

ただ、直幹造りの樹は、樹高を抑えるのが大変なんですよね。

箒づくりの欅などもバランスの観点から難儀する事が予想される。頭を押さえるだけでは駄目なので。

では、頭を押さえた石化檜の現在の状態をご覧ください。

見事に頭剥げちゃっています。

懐に胴吹きするのですがしばらくすると枯れるを繰り返す一進一退。

落ち着くのにあと2年ほど掛かりそうです。

最後に、

小さく出来ない20cmを超える小品盆栽をお持ちの方、

『売るなら今しかね～!』

と、黒板五郎が言っておりますよ。

樹高20cm問題