あなたが一番しあわせなときはいつですか?と聞かれたら,小川洋子の小説を読んでいるときと答えるな。と.彼女の小説を読んでいるとき、しみじみ思う。



だからと言って,新刊が出るとすぐ買うわけでもない。時折り,本屋やネットで、まだ読んでいない小説を見つけると,すごく嬉しくなって購入する。そしてとっておくのだ。今だと思った時,読み始める。そしてとてつもなく幸せになるのだ。それが今。

わたしは、子どもたちに、このしあわせを知ることができるように,本を読むことを勧めている。本を読むとこんな幸せな気持ちになれるのだと、知っていると知らないでは人生が違ってくると思うから。

理由はわからない。

小川洋子の小説は私には媚薬。