大阪観光局の依頼により、新世界町会連合会は全国から中学生による体験学習(商人体験、地元PR活動)を受け入れてます。
しかし、コロナ禍、体験学習は中止が続いてましたが、昨年春から、ようやく再開することができました。
先日、7月3月(水)、山形市立山寺中学校の生徒たち7名が新世界で商人体験(特産品販売)を行いました。
引率の先生によると、住吉大社に行ってから、昼食はお好み焼き、その後、新世界で商人体験という行程になってるそうです。
15時に通天閣下に到着し、販売の準備をして、商人体験が始まりました。
地元の人も買いに来られてますが、それよりも外国人観光客が多いのが新世界の特徴でしょう。
生徒たちは人力車の俥夫にも声をかけて、販売場所まで案内し、山形県の特産品を買ってもらいました。
生徒数7人での商人体験は、新世界では初めてのことで、販売活動がうまく進むのか心配でしたが、予想以上に生徒たちは頑張ってました。
下の写真は、台湾からの修学旅行の団体です。
おそらく小学生だと思います。
山寺中学校の生徒たちが声をかけて、台湾の修学旅行生たちが買いに来てくれました。
山寺中学校は以前から台湾の学校とは交流があり、台湾の地震の際には義援金を集めて送ったこともあったそうです。
これからも台湾の学校とは交流を深めていくことになっているそうで、そんな中、偶然にも新世界で台湾からの修学旅行生と交流が生まれました。
偶然とはいえ、縁を感じる場面でした。
約1時間半の商人体験でした。
騒がしくしたので、近隣のお店にお礼として特産品を持って行ったら、お返しに商品を買ってくれたり、お店の商品であるアイスキャンディーを持って来てくれたり、新世界らしい人情を感じる場面もありました。
生徒たちは最後の最後まで諦めず販売活動を頑張り、商品はほぼ完売でした。
短い時間でしたが、いろんなドラマを感じた商人体験でした。
2010年から新世界での商人体験が始まりましたが、今回の商人体験は、私にとっても思い出に残るものになりました。
山寺中学校の皆さんは、翌日、USJに行くそうで、修学旅行を楽しんでほしいと思います。
★Twitter@shinsekaizyoho
「愉快・痛快・新世界情報」では、新世界のイベント情報や最新情報を発信しています。
※ 当blog掲載の写真・動画等、無断での複写(コピー)及び、コンテンツの転載転出を禁じます。