『OMO7大阪by星野リゾート』は、2022年4月に開業しました。
OMO7大阪 by 星野リゾートのコンセプトは『ほれてまうわ、なにわ』です。
これは、滞在を通して大阪の魅力を深く知り、心惹かれてしまうような体験を提供したいという想いからきてるそうです。
『OMO7大阪by星野リゾート』では、開業当時から、宿泊者向けに、新世界ツアーを実施しています。
OMO7のスタッフによる案内で新世界を街歩きされている光景は、今では日常の風景になっています。
先日、通天閣のすぐ下で、OMO7のスタッフによる案内が行われてました。
説明きていたのは、下の写真、残念石でした。
残念石は通天閣の南側、スギ薬局前に設置されてます。
2007年、残念石は浪速区役所を通じて、新世界に設置されました。
今から約400年前の江戸時代初期、天下統一を果たした徳川幕府は「大坂城」を再建するため、各地の山から大量の石を切り出させました。
近畿や中国地方を中心に、数トンの重さがある巨石が大坂城に向けて出発しました。
しかし、運搬の途中で石が落下したり、何らかの理由で使われないまま放置されたりする石も少なくなかったようです。
今なお、そうした石が関西エリアなどに数多く残っています。
大坂城までたどり着けなかった石はいつしか、『残念石』と呼ばれるようになったそうです。
上の写真にもありますが、新世界にある残念石は、小豆島からの残念石と言われています。
そのように今なお数多く残っている残念石が、大阪・関西万博の建築物の一部として使用されるそうです。
OMO7大阪の宿泊者の新世界ツアーはまだまだ続くようで、スタッフの案内を聞きながら、新世界の他の観光スポットへ移動して行かれました。
OMO7大阪の宿泊者の皆さん、新世界をお楽しみください。
そして、新世界のことを勉強して、丁寧なガイドをしてくれているOMO7大阪のスタッフの皆さんに感謝しています。
★Twitter@shinsekaizyoho
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