後半は条件に合致しないときの処理『 else 』について勉強します。
ここでは、比較演算子を用いた条件式が、成り立たないとき偽『False』の時の処理について勉強します。
偽『False』の条件式では、『else』を使います。
書き方は『else :』『print( )』の順に書きます。
ここで注意する点は、真『True』同様に、『else』の後ろに『:』をつけること。そしてインデント(字下げ)を行うことです。
では実際にやっていきましょう
こちらは簡単ですね。
これで条件分岐ができます。
上のスライドでいうと・・・
『もしmoneyの値がapple_priceの値以上ならば真『True』』
『もしmoneyの値がapple_priceの値以下ならば偽『False』』 となります。
次は『elif』です。
『elif』は、if文で条件が成り立たなかった場合を複数定義したい時に使います。
ただし、上から順に条件が成り立つか判断されるので、最初に条件に合致したものだけ処理されます。
では実際にやっていきましょう
これも『else』同様に書きます。
新たに変数を設けてもOKです。
『else』は、偽『False』定義が1つの場合に使い、『elif』は2つ以上の時に使います。
次は条件式の組み合わせです。
複数の条件式を組み合わせるときは『and』『or』『not』を使います。
まずは『and』です。
『and』は『条件1も条件2も成り立つ』時に使います。
書き方は『条件1 and 条件2』と書きます。
両方が真『True』で真『True』となります。
次は『or』です。
『or』は『条件1か条件2が成り立つ』時に使います。
書き方は『条件1 or 条件2』と書きます。
どちらか一方が真『True』ならば真『True』となります。
最後は『not』です。
『not』は『条件を否定する』時に使います。
書き方は『not 条件式』と書きます。
では実際にやっていきましょう。
1問目は、2つの条件式が両方とも真『True』ならば真『True』なので『and』を使います。
2問目は、2つの条件式のどちらか一方が真『True』ならば真『True』なので『or』を使います。
3問目は、否定文なので『not』を使います。『もしもzが77と等しい時は「zは77である」』という条件文を否定するので『not』をつけます。
まとめ
前半
・if文は『もしOOならばXXを行う』。条件式は『if 変数 比較演算子 値 : 』
・インデント(字下げ)に注意する
・比較演算子を用いた条件式が成り立つときは真『True』、成り立たないときは偽『False』
・比較演算子はよく出てくるのでしっかり復習しましょう
後半
・偽『False』の条件式では、『else』を使います。
・『elif』は、if文で条件が成り立たなかった場合を複数定義したい時に使います。
・複数の条件式を組み合わせるときは『and』『or』『not』を使います。
・『and』は『条件1も条件2も成り立つ』時に使います。書き方は『条件1 and 条件2』と書きます。両方が真『True』で真『True』となります。
・『or』は『条件1か条件2が成り立つ』時に使います。書き方は『条件1 or 条件2』と書きます。どちらか一方が真『True』ならば真『True』となります。
・『not』は『条件を否定する』時に使います。書き方は『not 条件式』と書きます。
今回は以上になります。
次回はお買い物の計算をします!
今回もお疲れ様でした!
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