おら★
『左利き』『鏡文字』でインターネットで検索すると、天才肌という風に出てくることが多い。
ドミニカの人々は、左利きが多く、小学1年生の子たちは、鏡文字なってしまう子どもがとっても多い。
ドミニカ共和国は天才を秘めている国なのです。
日記いきます。
10月12日土曜日
のんびりして夜はコンサートへ。パイロット校のカウンセラーの旦那さんが歌うって聞いて言ってきた。
ある建物の奥に広い中庭があって夜空に照らされながら野外コンサート★
なかなかよかった。そのあと隣の行きつけのバー『バルセロナ』で一杯。久々に夜遅くまで外で飲んだ。たまにはいいね。
10月13日日曜日
日帰りで首都に行き、自身の所属するラグビーチームの試合に行った。
ドミニカに来て半年が過ぎたころ、ダンスにも、他のスポーツにも興味が湧かず、大学時代ラグビーの楽しさを知ってからこっちにきたこともあって、ラグビーがしたかった。
それに活動やホームスティ先以外でもドミニカ人と一緒に過ごしたいという気持ちがあった。そこで、インターネットで『ラグビー ドミニカ共和国(Rugby Republica Dominicana)とスペイン語で検索し、首都に試合を見に行ってそこにいる選手に話しかけたのがチームに入ったきっかけ。
入団して1年と4カ月くらい。任地から2時間かかることもあり、1カ月に2回参加できたらいいほうで一番の劣等生ながら皆、とても親切にしてくれ、行ったら喜んでくれる。
チームは、外国人経験者(コロンビア人、アルゼンジンチン人、チリ人)がコーチをしながらドミニカ人選手を中心にしたチーム。他にも、フランス人、イタリア人、ハイチ人、ロシア人そして日本人の僕がいるかなりインターナショナルなチーム。みんな仲間想いでラグビーが大好きな奴らで大好きだ。週に2,3回練習していて、みんな日常生活でも努力しているみたいで、イイ体になり、めきめきと成長してきている。
そんな中、この前の試合では、後半から出場させてもらった。
ポジションはウイング。
日本なら考えられないけど、チームの中では、割と足が速いほうだし体重もなく、頻繁に練習にこれないのでウイング。
第一プレー
キックされたボールを後方で拾って敵を交わし大きくゲインして相手に囲まれたところで味方にパスし、トライにつながった。
第二プレー
パスが回ってきて、ライン際で相手をかわしきれずラインの外へ倒れる。
起き上ってなんか左手痛いなぁとみると、親指が真左に90°ビーンって曲がっていた。
『脱臼!!!!!!』
という事で出場10分で交代だった。かなしー。
そして同じチームに外科医のメンバーがいたためその場で、チームメイトに腕を押えてもらって、整復(正しい位置に骨を戻すこと。)してもらった。
骨がはまって親指が動かせた瞬間『あー動くーーー!」とホッとした。
人生初の脱臼。アドレナリンも出てたのか痛みはあまり伴わなかったけどビックリしたね。
ドミニカ人には「シンは、泣き叫ばなかった!さすが日本人」という感じで評されました。
ちなみにチームは54対0の勝利!!
10月14日月曜日
サンティアゴに帰り病院へ。月曜日ということもあり、10時前からいたけど、レントゲンと診察だけだったけど、6時間以上待ち、終わったのは夕方5時。
診断結果は、骨折。日本のJICA専門医師にもレントゲン写真を見ていただいたのですが、応急処置(整復)は上手くいっており、手術の必要はなし。ギブスを装着した。
応急処置をしてくれた仲間に感謝!
でもとりあえず、1カ月半くらいの左手ギブス生活。
不自由だしラグビーやスポーツが当分できないのが残念だけど、
ビバギブス生活!!ビバギブ!!