とても笑えてくる。
目はチカチカするし、
肩甲骨から腕にかけて
カチカチパンパンで、
歩いて帰る気力もなく
今夜も段ボールで寝る。
まさかこんなことになるとは。
笑うしかない。
このままいつまで続くのか
と寝る前に必ず自問する。
すぐに答えが聞こえてくる。
とにかく前に進むのだ!と。
福岡伸一教授の本に
とても興味深いことが
書いてあった。
人は二つのパターンに
別れるらしい。
旅に出たとき
まず地図を見て
目的地や全体像を把握し
動き出す人。
もう一つは
とにかく動いてから
行き当たりばったりで
目的地に向かう人。
さてどちらが効率的なのか?
人は、精子と卵子が受精し
分裂を繰り返して人になる。
その時、細胞は全体を知り
人になろうとするのか?
実は、細胞分裂は
最後の最後まで
行き当たりばったりらしい。
前後左右目の前の細胞同士の
やりとりのみで
臓器は臓器に皮膚は皮膚にと
形をつくっていくそうだ。
60兆個の細胞が
いきあたりばったり(笑)
人生も同じかもしれない。
全体を把握して動くよりも
目の前のことに集中し
黙々とこなすことの方が
実は近道。というお話し。
明日はどうなる
と考えるよりも
このキャンプのような夜を
味わうことにする(笑)