世界から見たあなた | 真のアーティストになり時代のカリスマになる方法

世界から見たあなた

どうも、島田です。

前回、「スタイルの確立」というテーマで
記事を書きましたが、多くの反響がありました。

というわけで、その続きとでも言えるような感じで
今回もあなたのアーティスト活動のためになる
お話をしていきたいと思います。

まず前提にあるのが、

自分で表現したいことを突き詰めていって、
自分を高めていけば、自然とスタイルが確立され、
選ばれる存在になる...


という考えです。

なぜこのようなことが言えるのか、また可能なのか、
しかし、多くのアーティストはこのような道を選ばないのか、、、

についてお話ししましょう。

これには、複雑なメカニズムが絡んでいて、
簡単には言えないのですが、
ざっくりとお伝えしますと、

僕らが生きている日本の社会の仕組み、
世界でのポジションがそうさせてくれない
(そういう思考を奪っている)


というイメージをしてもらえばOKです。

歴史や経済や政治、文化、思想などもっと掘り下げて
丁寧にお話しするとより理解が深まるのですが
膨大な量になってしまいますので、そこは各自でお勉強して下さい。
(要望と機会があれば、またお話しします)

つまり、

やりたいことを自由にやれない(やってはいけない)

と、思い込むような社会に生きているので、
自分の好きなことを思いきりやれないアーティストが多い
ということです。

もう少しわかりやすく言えば、子供のころから
そのように教育というか、洗脳をされているという感じですね。

価値観の画一化とでも言えばわかりやすいでしょうか。

隣のあの子より早く走る、親や先生の言うことは聞いていい子にしている、
テストでいい点数とって、いい学校に進学し、いい会社に入る...

よく考えると不思議なことではあるのですが、
当り前のように一つの方向に向かうレールがひかれています。

なぜ画一的に同じような人間になるように、
向かっていくのか、仕向けられているのか、
その辺りを紐解いていくといろいろ見えてくるのですが、
今回はそれらの背景を割愛して、

アーティスト活動と現代社会がどう関係してくるのか

ということにフォーカスしたいと思います。

いいでしょうか?

・・・

元来、表現するとはどういうことか?

アーティストって何者なんだ?

っていう根本的なことを考えることはものすごく大事なのですが、
それよりも現実の今の活動において、どう振る舞っていったらいいのか

ってところに一番、興味があると思います。

ですので、今回は2つの視点を手掛かりに
これからのアーティストについて話を進めていきましょう。

一つ目は、、、

世界から見たあなた

です。

さてさて、先ほど価値の画一化のおこるような社会に
僕らは生きているというお話をしました。

これは、どんな社会かイメージできますか?

・・・

簡単に言えば、似たようなものが多くなるってことです。

オリコンに入っている音楽や、テレビや雑誌にでている
タレントや芸人など見てもらえばわかりやすいかと思います。
(別に彼らが悪いと言っているわけではありませんよ。)

消えたと思っても、また似たような人やモノがでてきたりしてますよね。

これが価値の画一化の側面です。

違った言葉に置き換えると

「人々の欲求や要望の拡大・均一化」

とでも言いましょうか。

ですから、今までメルマガやブログを通じてこんなことを言い続けてきたのです。

価値の多様化が進んでいるため、お客さんが望んでいるものを
合理的に把握はできない


ということですね。

もう少し具体的に言うと、近距離で見ると価値が細かくなりすぎて、
多すぎるということです。

点が散らばっているイメージをしてもらえば
いいかと思います。

これを遠くまで引いて見てみるととどうなるか、、、

多すぎる価値が二極に集まって偏っている

という風に見えるんです。

イメージできるでしょうか?

わかりやすいように音楽で例えると。

ハードロックとソフトロックというジャンルが
ありますよね。

これは、遠くからみた二極です。

よく雑誌の特集などで、バンド分布図みたいのが
あると思いますが、両方に偏っていますよね。

これを近くで見るとどうでしょう。

例えば、ハードロックを大きな枠組みで捉えると、

・ハードコア
・ラウドロック
・パワーポップ
・グラインドコア
・サザンロック
・インダストリアルロック
・スラッシュメタル
・ミクスチャー
・へヴィロック
・デトロイトロック


などなど。

たくさんのジャンルに細分化されますよね。

同様にソフトロックも、、、

・AOR
・ネオアコ
・シティポップス
・喫茶ロック
・リトルロック
・イージーロック
・ドリーミーポップ
・フレンチポップ


などなど。

厳密なジャンル分けを議論しているわけではないので、

「ネオアコはソフトロックじゃねー!」

などといったクレームは受け付けません(笑)

要は、遠くから見ると二極に分かれているものが、
近くに寄ると細かい点で散らばっているということを
言いたいんです。

価値のグラデーションとでも言いましょうか。

で。

こんな現状で、あなたはどこにいる?

っていうのが一つ目の視点。

「世界から見たあなた」

になります。

いろいろな音楽が溢れ、ジャンルの垣根も
なくなっています。

リスナーも、

「オレは北欧メタルしかきかねーぜ!」

という猛者は少ないですよね。
(個人的にはそういう人は好きですが 笑)

しかも、音楽以外にもおもしろいものが
たくさん溢れている、、、

テレビ、インターネット、ケータイなどなど
あらゆる誘惑に囲まれて暮らしているのです。

ここで言う、リスナーとかオーディエンスは、
そのまんま「世界」と置き換えて考えてもらうと
わかりやすいかと思います。

情報過多の混乱状態の中、アーティスト活動を
しているということなんですね。

こんなカオス状態から、どうやってあなたを
見つけてもらうのでしょう?

どうやればあなたを認知してもらうのでしょうか?

・・・

長くなってしまったので、続きはまた次回
お伝えしたいと思います。

楽しみにしていて下さい。


島田


PS:

自分を高めていく...ということを
冒頭でお話ししましたが、そういう観点から、
自分のルーツを見つめなおすことはすごく大事。

で。

僕自身もルーツというものを最近、見つめ直していて、
小学校の頃の「将来の夢」的な作文には
マンガ家ということを書いていたのを思い出した。

マンガは今でも大好きだけど、小さい頃から
特に強い影響を受けているマンガ家さんのインタビューを
YOUTUBEで見つけてみてみました。

それがこれ。








多くの気づきと学びがあって、モチベーションアップにもつながりました。

先生を見習って、何か連載を始めてみようかと思う、今日この頃。

・・・

こんな感じで、自分が小さい頃好きだったものや
熱中したものの中には、これからの人生の大きなヒントが
詰まっていると思います。

ですので、もしあなたの小さな頃の夢があったら、
ぜひ聞かせて欲しいですね。

他人に自分のルーツを話すことによって、
新しい道が開けるかも、ってことで。

PPS:

本崎さんと楽しい企画をはじめますよ。

詳しくは、こちらのブログで。

本崎さんはルーツどころか、自分の日常まで
さらけだしています(笑)