大阪発!心理カウンセラーの「自分で自分を癒すヒント」

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皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。

 

 

 

<前回からの続き>


今回は近頃よく耳にする様になった、
「ASD(自閉スペクトラム症)

ADHD(注意欠如多動症)の合併症

は何故起きるのか?
について推察してみたいと思います。




<ASDとADHDは

 何故合併するのか?>


今迄お書きしてきた様に、


神経発達症(ASD,ADHD等)の根本原因の一つは
強度の感覚過敏から来るものであり、


診断基準にある様な、様々な特性や気質は、

ほぼ全て、この強度の感覚過敏を持った人の防衛反応

ではないか?と私は考えております。

つまり、

ASDとADHDは

共に強度の感覚過敏を持っている人の防衛反応が原因で、

様々な”症状”と呼ばれるものが表出されている

のだと思います。

そして前回、
発達障害と呼ばれるもののうち


ASDとは、不快刺激に対する防衛反応として
 
不快を無くす方向で安定する

 傾向が強い人


ADHDとは、不快刺激に対する防衛反応として
 
(快)刺激を得る方向で安定する

 傾向が強い人


と考えられる、

といった私の考察をお書きしました。

そして、

ASDとADHDのミックス(合併)とは
時には不快を無くす方向での安定を目指す事もあれば
また時には(快)刺激を得る方向での安定を目指す事もある、

といった、

防衛反応のバリエーションが増えただけ

の状態
だと考えられます。

だとすれば、

”障害”が一つ増えたのではなく、
バリエーションが一つ増えただけであり、
ある意味、よりバランスが取れる状態

になっている
と考えて良いと思います。


を2つ挙げてみましょう。


Aさんの例


「どうしても行きたい大学(快)がある、でも合格する為には
 受験勉強というとてつもない不快な事をしなくてはけない。
 だから不快を避けて遊び続けたら

 受験のストレスを感じなくて済む
 (快刺激で安定=ADHD的)


 ところが

 受験まで半年を切って”このままでは合格できない”
 といったとてつもない不快に苛まれて、

 狂った様に勉強し始める。
 (不快を無くす事で安定=ASD的)



B子さんの例
 

「思春期になり、自分の体形がとても気になり始め、
 徹底したダイエットを始めた。

 (不快を無くす事で安定=ASD的)


 ところが、

 吐く事を覚えてからは

 普段は食べられない甘いものを過食する様になった。

 (快刺激で安定=ADHD的)


上のAさんの場合は、

もし快刺激で安定するといった

ADHD的な傾向のみで

 

ASD的な不快を無くす事で安定する
といったバリエーションを持っていなければ、


避けられない現実に直面した場合に

人生は行き詰まってしまうでしょう。

また

B子さんの場合も、

ASD的な不快を無くす事で安定する傾向のみで、
ADHD的な快刺激で安定するといった

バリエーションを持っていなければ、


拒食症に陥って、命の危機が訪れる

かも知れません。


※同様に、常に自分の身体の不調を

 無意識に探し続けて病院で検査を受けまくる
 「心気症」に陥った人

 や

 次から次に不安が押し寄せてしまう「不安障害」
 に悩まされている人も、

 

 快刺激で安定するバリエーションが非常に少ないために
 「もっと楽しい事を考えましょう」と気分転換を促されても
 うまく行かないでしょう


そもそも

(強度の感覚過敏を持った人の)”防衛反応”とは、
自分(=遺伝子)が生き延びる為の反応と
考えられますので、

バリエーションが多い方が助かる見込みが増える

筈です。

だから、

「ASD100%」とか「ADHD100%」なんて人は
居ない
のでは?と思います。

 

但し人によって、どちらをよく使うか?
の違いはあると思います。

(因みに私はADHD的な防衛スタイル=60%、
ASD的な防衛スタイルは40%くらい?

と非常にバランスが取れていると思います(笑))



次回は
「先天的な発達障害と後天的な発達障害」

についてお書きしたいと思います。



<次回へ続く>

 

 

 

それでは今日も良い変化を


 

 

 


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<前回からの続き>



今回は、

発達障害と呼ばれる特性の中の
「ASD(自閉スペクトラム症)」

「ADHD(注意欠如多動症)」
共通点と違いをお書きしたいと思います。




<ASDとADHDの共通点>


今迄お書きして来た様に、私は

 

神経発達症(ASD,ADHD等)の根本原因の一つは
強度の感覚過敏から来るものであり、


診断基準にある様な様々な特性や気質はほぼ全て、
この強度の感覚過敏を持った人の
防衛反応で説明がつく

のではないか?と考えております。

そういった意味では、

ASDやADHDと呼ばれる特性を持った人は、

感覚過敏を有しているが故にすぐに傷ついたり、

不快や不安・恐怖を感じ易かったり、混乱したり・・・
つまり心が不安定になり易い訳です。

ですから、

不快を感じた時には、即座に”逃走”、”闘争”、”凍り付き”
といった
「防衛反応」が働いて、
心を安定させる方向へ持って行くのだと思います。

つまり、

どちらも強度の感覚過敏から
”不快刺激に対する強い防衛反応”が生じ、
それが、診断基準にある様な”症状”として現れる

のだと思います。

次に、

その仮説を基に「ASDとADHDの違い」

についてお書きしたいと思います。




<ASDとADHDの違い>


ASDADHDの診断基準に示される症状の違いは、
恐らく

「心を安定させる方向性の違い」

ではないか?と考えております。

私は今迄の知見と臨床経験から、


ASDとは、

 不快刺激に対する防衛反応(逃走)として、
 セロトニンやアセチルコリン等の

 神経伝達物質の力を借りて
 不快を無くす方向で安定する

 傾向が強い人


ADHDとは、

 不快刺激に対する防衛反応(逃走/闘争)として、
 ドーパミンやノルアドレナリン等の

 神経伝達物質の力を借りて
 (快)刺激を得る方向で安定する

 傾向が強い人


と考えております。

以下、

3つの例を挙げてみたいと思います。


(1)中学に入学したA君とB君


 二人が入学した中学のクラスは、

 別の小学校出身の子も多く、
 顔も名前も知らない子達も多かった。


 おまけに騒がしい子が多い様で、

 休み時間はあちこちで
 大きな声や笑い声が絶えなかった。
 
 
刺激に敏感なA君はそんな”刺激過多”の状態

 が苦痛となった様で、
 次第に学校に行けなくなって

 (刺激が無い方向への逃走/回避反応)

 

 自室で好きな鉄道模型を組み立てたり、

 動画を観たりする事に集中し始めた。

 (不快を無くす事への傾向性が強い=ASD的)

 一方、

 こちらも刺激に敏感なB君は、

 面白くもなく退屈な授業(無快)を
 貧乏ゆすりで何とか紛らわせて

 (刺激がある方向への逃走/回避)


 休み時間にはみんなと一緒に大騒ぎする様になって

 (快刺激を得る事への傾向性が強い=ADHD的)
 
度々先生から注意される様になった。
 
 
 
(2)高校のクラスの友人と

 ギクシャクしたCさんとDさん


 敏感なCさんは、

 クラスの友人が最近自分に素っ気ない様子を
 見せてる事を気に病んでいた
(不快刺激への過度の反応)


 かと言って、

 その理由を聞く事も怖くて、自分もその子に
 話し掛ける事も無くなり
(不快刺激の回避)

 孤立してしまった為に

 (不快刺激を無くす事への傾向性が強い=ASD的)
 学校に行くのも辛くなってきている。

 一方敏感なDさん

 友人が最近冷たくなった事が引っ掛かり、
 その友人に「何なん?なんかあったん?」と訊くと、
 友人は「別に・・・」といって

 「プイ」と横を向いてしまった。


 その態度に腹を立てたDさんは、

 「何やねん、あんたは!・・」
 と散々友人に文句を言って、

 友人のLINEをブロックし(不快刺激との闘争)


 別の友達に「あの子、最悪やで・・・」

 等と面白おかしく陰口を言いまくっている。
 (不快をやっつけて、勝利=快刺激を得る事

 への傾向性が強い=ADHD的)
 

(3)結婚生活が始まったEさんとFさん

同時期にデキ婚し、

新婚生活が始まったEさんとFさんの男性二人。

敏感なEさんは、

「ワンルームから3LDKのマンションに移ったし、
生まれて来る子の育児に専念したいと

妻は仕事を辞める予定だし、
家賃も食費も光熱費も独身時代の倍になる・・・。


それに子供の養育費に将来の老後の資金の事を考えると、
今の俺の給料だけでは到底まかなえなくなる・・・」

と強い不安に駆られ、


家計簿をつけはじめ、毎月の貯金額の目標を定め、
昼間は妻の握ったおにぎり1つで済ませ、

妻にも節約を求めた(不快刺激からの逃走/回避)。


ところが、

”妻が無駄遣いしてる”と感じたEさんは、

妻を執拗に責める様になった。
(自分の思い通りにならない他者への不快との闘争)


奥さんは「しまった!夫はモラハラする人だった」

と気づいたが、
「新婚で身重の自分は従うしかない」

と日々辛い思いをしている。
(夫Eさんは不快刺激を無くす事

への傾向性が強い=ASD的)

一方、

同じく敏感なFさんは、

やはり経済面での将来の不安が時折頭をかすめるが、
「まあ、何とかなるだろう」等と

相変わらず飲みに行ったり、パチンコへ出掛けている。


いくらたしなめても言う事を聞かない夫に

奥さんは不安を募らせている。
(夫Fさんは不快刺激を回避して、快刺激を得る事

への傾向性が強い=ADHD的)


次回は、
近頃よく耳にする様になった、

「ASDとADHDの合併症」は何故起きるのか?
についてお書きしたいと思います。


<次回へ続く>

 

 

 

それでは今日も良い変化を


 

 

 


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<前回からの続き>


今迄お書きして来た様に、
神経発達症(ASD,ADHD等)の根本原因の一つは

強度の感覚過敏から来るものであり、


診断基準にある様な様々な特性や気質はほぼ全て、
この強度の感覚過敏を持った人の
防衛反応

で説明がつくのではないか?と私は考えております。

もしそうだとしても、

診断基準にある様な様々な特性や気質は
どの様に出現してゆくのでしょうか?

今回は前回に引き続いて、

ADHD(注意欠如多動症)の「多動性・衝動性」

に纏わる特性について、
その出現のメカニズムをお書きしたいと思います。


お書きして来ました様に、私は

”ADHD”とされる人は、

「刺激に対して過度に敏感で、

 すぐに不快(=ストレス)を感じてしまい、
 そこから逃れる為に”快刺激”を求め続ける、

 または

 退屈(無刺激)から逃れる為に刺激を得ようとする

 傾向を有している人」
と考えています。

(不快刺激⇒快刺激、刺激が無い状態⇒刺激)

それを前提に診断基準の「多動性・衝動性症状グループ」
の各項目を見てゆきたいと思います。



診断基準:「多動性・衝動性症状グループ」


H1.手足をそわそわと動かしたり,身をよじったりすることが多い

退屈(無快/無刺激)や不快を感じた場合、

 自ら”刺激”を作り出しいると考えられます。

 (刺激が無い状態よりは”マシ”になる=安定する)


 ※よく、頭を壁に打ち付けたりするお子さんも居ますが、
  これは不快に対する防衛反応
(闘争=やっつける)

  と同時に、”痛み”というより強い不快を感じる事で

  その痛みがすぐに引いてゆくといった
  ”快”を作り出しているのかも知れません。

 

  (苦しい練習を終えた後の爽快感と同じ?で、
   脳内麻薬物質であるβ-エンドルフィン等の関与

         も考えられます)          



H2.教室内またはその他の場所で席を離れることが多い


⇒同様に無快/不快を感じた場合は、

     動く事は「そこから逃れ快を求める逃走反応であり、
 同時に動くこと自体が刺激をもたらせてくれるので

    ”心の安定”へと導く」



H3.不適切な状況で走り回ったり

         高い所に登ったりすることがよくある


⇒上の「H2」と同様



H4.静かに遊ぶことが困難である


その遊び自体に”快”を感じなければ

    多弁になったり、喜怒哀楽を出したりして
 
自ら刺激を創り出そうとするでしょうし、

 

     逆に”快”を感じる遊びの場合は、
 その”快”を増幅させる為に大騒ぎする

     のかも知れません。



H5.じっとしていることができず、エンジンで

  動かされているような行動を示すことが多い


”不快刺激”や”無刺激状態”から逃れる為に

 頭は常に”快”を求めてフル回転している。

 

 そうした時に、”快”を得られそうなアイデアに
 行き当たった時には、あとさきを考えずに

 それを目指して突っ走るでしょう。




H6.過度のおしゃべりが多い


⇒これも上の「H4」と同様で、

 コミュニケーションの場でも
 
”無快”や”不快”から逃れる為、

 或いは

 楽しい会話に更に”快”を上乗せする為に、
 面白い話や興味のある話を持ち前のフル回転している頭に

 浮かんだものを次々と話してゆく。


 ※故に、「順序だてて話す」とか

  「これを言ったら相手がどう感じるか?」

  等と考える余裕が無い、

  或いは

  それより会話で快を得る方が優先となっているので、
  辻褄が合わない、話題がコロコロ変わる、

  失言してしまう、等といった事も起きる場合がある

  でしょう

 


H7.質問が終わる前に

  衝動的に答えを口走ることが多い


正解がわかった場合は、それを答える事で

 周囲の賞賛を得られる可能性が高いでしょう。


 しかも一番に答える事ができれば、

 強い”快”を得られます。(クイズの早押しでもそうですね)


 そしていくら注意(=不快)されても

 ”一番に答える事”の”快”が、その不快を上回れば、
 注意しても聞かない
、という状態になるでしょう。



H8.順番を待てないことが多い


⇒順番の先に”快”があっても、

 「待つ」という時間は”不快”です。


 だからその”不快”をすっ飛ばして

 「順番抜かし」する事もあるでしょう。


 ※成長と共に、不快に対する”耐性”が強くなってゆくと

  或る程度”我慢”する事ができる様になりますが、

  ”我慢できる度合い”は人それぞれです。


  因みに私は、いくら好きなラーメン屋でも

  順番抜かしはしませんが、
  行列に並ぶ時間は30分が限度です(笑)




H9.他者の行為を遮ったり、邪魔をしたりすることが多い


「自分のしたい事」や「言いたい事」を

 ”邪魔される!”と感じる事は
 過度に敏感な人にとっては、”快”を妨げられる、

 といったかなり不快な事になります。


 だからそれを避ける為の防衛反応(闘争)が働いて、

 相手の言動を阻止するのだと思います。



それでは、

同じように(快/不快への)「感覚過敏」を有している為に、
発達障害と呼ばれる特性を持つに至った人の中でも、
何故「ASD」と「ADHD」とに分けられている

のでしょうか?

次回はその点について推察してみたいと思います。



<次回へ続く>

 

 

 

それでは今日も良い変化を


 

 

 


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ほぼ全て、この強度の感覚過敏を持った人の防衛反応

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診断基準にある様な様々な特性や気質は
どの様に出現してゆくのでしょうか?


今回と次回では、

ADHD(注意欠如多動症)について、
そのメカニズムをお書きしたいと思います。



まずは診断基準にある「不注意症状グループ」

から見てゆきましょう。


A1.細部に注意を払わない、

 または学業課題やその他の活動を行う際に

 ケアレスミスをする


”快”、”不快”といった刺激に対して極端に敏感

 であるが故に、
 
興味が無い事(=”快”ではない=無快/無刺激)

 や

 嫌な事(=”不快”)への集中を余儀なくされた場合、

 耐えられなくなって防衛反応が働き、

 ”快”を求めて頭がフル回転する。

 

 よって、”無快”や”不快”への集中が途切れてしまう。


A2.学校での課題または遊びの最中に

  注意を維持することが困難である


⇒同様に、課題や遊びに”快”を感じられなければ、

 (”快”を求める方向に意識が集中する為)

 それに集中できなくなる。


A3.直接話しかけられても聴いていないように見える


同様に、”快”をもたらさない相手や話題はスルー

 してしまうだろうし、


 今まさに不快からの防衛(逃走)反応で、

 頭が”快”を求めてフル回転しているタイミングでは、

 相手の話を聴くどころではなくなる。


A4.指示に従わず,課題を最後までやり遂げない


同様に”快”を感じない相手や指示には従わないだろうし、


 譬え興味がある(”快”)課題であっても、

 長く続けると馴化(慣れ)によって快刺激が減ってゆき、

 もっと(快)刺激があるものを探そうとしてしまう。


A5.課題や活動を順序立てることが困難である


自分にとって快刺激をもたらすものが最優先となる

 (”今・ここ”での快の大きさによって

  優先順位⇒行動が決まる)ので、


 譬えその課題や活動が快をもたらすものであったとしても
 順序立てる作業自体が快刺激を感じない場合は、

 いきなりゴール(快)を目指すでしょう。
 


A6.持続的な精神的努力の維持を要する課題

  に取り組むことを避ける、嫌う、または嫌々行う


そもそもその課題の達成が”快”をもたらさない場合は、

 取り組むのを避けるでしょうし、

 

 譬え”快”をもたらす課題であっても、

 そこに至る努力が不快であれば、

 継続的な長期間の努力は困難となるでしょう。

 (=先の楽しみより今の楽しみ)


A7.しばしば学校の課題または活動に必要な物を失くす


頭は常に不快から快への逃走(防衛反応)に向けてフル回転

 してるので、
 すぐに脳の短期記憶域(ワーキングメモリー等)は一杯になる。


 だから余程強い快をもたらす物か、

 逆にそれを無くすととんでもない不快に見舞われる物以外

 は記憶に留まらないので、


 「どこに置いたっけ?どこにしまったっけ?」

 と思い出せない。
 

A8.容易に注意をそらされる

⇒同様に、脳は常に(快)刺激を求め続けているので、
 音や声、目に入るもの、匂い、感覚、想像等の刺激に
 敏感に反応
する


A9.日常生活でもの忘れが多い

A7」と同様の理由による


次回は引き続き、

ADHD(注意欠如多動症)と言われる人の特性や気質のうち、

「多動性・衝動性」に纏わるものが出現するメカニズム

を考察してみたいと思います。



<次回へ続く>

 

 

 

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今回は前回の続きである、

ASD(自閉スペクトラム症)の診断基準「C」「D」

に関して、

その特性出現のメカニズムを考察したいと思います。



診断基準C

 症状は発達早期の段階で必ず出現するが、

 後になって明らかになるものもある

診断基準D

 症状は社会や職業その他の重要な機能に

 重大な障害を引き起こしている
 

 


<特性出現のメカニズム>

⇒成長するにつれて、自分の考えや気持ちの自己主張

 を余儀なくされてゆくでしょうし、
 高度な対人交流も要求されてゆきます。


 でも、

 強度の感覚過敏から防衛的になっているままですと、
 周囲の人との”違い”が次第に明確になってゆく

 と思います。


 その為に、特に対人交流の面で

 「協調性が無い奴」とか「何を考えてるかわからない奴」
 
「変わった奴」等といったレッテルを貼られたり、

 といった
 
他者からの”攻撃”を敏感に察知して、益々防衛的になって

 感覚過敏もより研ぎ澄まされてゆく

 といった事も起き得るでしょう。

 (中には他者からの”攻撃”に対して、

 被害妄想的になる方もいらっしゃいます) 


 逆に

 自己主張ができずに相手に従順に従う余り、

 いいように利用されたりする等、 
 仕事や家庭等の社会生活に支障をきたしてしまう

 事も出て来るでしょう。


そして、これらの

”感覚過敏から来る極度の防衛反応”がもたらすと考えられる
(ASDと関連すると思われる)主な「二次的な障害」

を下記に挙げてみたいと思います。

①「妄想性障害」

 (防衛反応:”戦う”、”回避”)


②「うつ」

 (防衛反応:”回避”、”凍り付く”)


③「社交不安障害/対人恐怖」

 (防衛反応:”回避”、”凍り付く/服従”)


④「不登校/引きこもり」

 (防衛反応:”回避”)


⑤「不安障害」

 (防衛反応:”回避”、”凍り付く”)


⑥「強迫性障害」

 (防衛反応:”回避”、”戦う”)


⑦「パニック障害」

 (防衛反応:”回避”と”凍り付く”が同時に生じた場合)


⑧「パーソナリティ障害」

 (防衛反応:”回避”、”戦う”、”凍り付く/服従”

 ※特にBPDの場合は

  ”戦う”と”凍り付く/服従”を繰り返す)


⑨「PTSD」

 (防衛反応:”戦う/逃げる”が

 ”凍り付く”に抑え込まれている状態)


➉「モラハラ/パワハラ/DV」

 (防衛反応:”戦う)


⑪「依存症(共依存や摂食障害含む)」

 (防衛反応:”回避”)


⑫「自傷行為/(家庭内暴力等の)他害行為」

 (防衛反応:”回避”⇒”戦う”)


⑬「チック/吃音/場面緘黙」

 (防衛反応:”回避”※後ろの2つは+”凍り付く”)
等々。

 


※同じ強度の感覚過敏を持っている人で、
 ASDというよりもHSPの特性に近い人も
 極度の防衛反応から、同様の二次的な障害に

 見舞われる事があります
 (ASDとHSPの違いは後述します)



<次回へ続く>

 

 

 

それでは今日も良い変化を


 

 

 


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