このもどかしさは今では晴れました。子供が精神的に苦しんでいることを知り、それをきっかけに調べ、毒親という言葉を知ったからです。私は理屈を1.物事の道筋として使っていましたが、母は2.の意味で使ったのです。さらに母の心の底では、『都合の悪いこの話を早く終わらせたい』という心理が働いていたようです。知るということは本当に大切なことだと思います。

 

話を戻します。『真理』の意味を見ると100%正しいイメージです。色でいえば真っ白です。かたや『理屈』になるとイメージの異なる2つの意味になります。1.は真理と同じ正しいイメージです。心理につながる道のような位置にあり,やはり色は白です。2.になるとイメージはごろっと変わりその人だけの居心地を追求した形で、色は黒が混じりグレー。濃淡は様々ですが決して真理につながることはありません。

 

人の心は移ろいやすく、そしてエゴの塊です。理屈を言う時、私の中にも自分の都合のいいように解釈する心があることに気づきます。皆さんもそのような時があるのではないでしょうか?常に自分の心を俯瞰して、真っ白な真理につながる道を歩きたいものです。