今日は、札幌市白石区のリフレサッポロ

にて、親鸞聖人の講座の開催をしました。


演題は、


「善知識にあうことも


おしうることもまたかたし


よく聞くこともかたければ


信ずることもなおかたし」


の親鸞聖人のお言葉です。



難しい四つのことがありますが、


特に今回は、よく聞くこともかたければ


の箇所を、親鸞聖人の三大諍論の


信心同異の諍論を聞かせて頂きました。


決勝点、卒業のあるのが他力の信心、


死ぬまで求道で、どこまでいってでも


完成のないのが自力の信心。


諍論した、勢観房・念仏房・聖信房の


3人は、たのむ一念の決勝点まで


行っていなかったから、智慧や才能や


学問や、経験でこしらえる自力の信心


しか知らず、同じになれるはずがない


と主張した。


それに対して、阿弥陀仏から無上の功徳


南無阿弥陀仏を賜って、無上の幸福に


生かされ、大満足された親鸞聖人は


決勝点があると明らかにされた。


何度も聞かせて頂く、諍論ですが、


改めて、親鸞聖人の徹底された


教えの深さ、尊さ、素晴らしさを


実感しました。


決勝点まで、命の限り 進ませて


頂きましょう。