北海道では、毎日4人の人が自ら命を


断っていると、報道されています。


日本だけでも、年間3万人を超えた人が


10年間ほどでしょうか自殺をしています。


しかし、それは実際に分かった人だけで、


行方不明になっているを加えると、


もっともっと多くの人がおられるでしょう。



 親鸞聖人は、私達の人生を難度海


教行信証という、主著の中にも仰言って


います。


苦しみ悩みが絶えないのが、私達の人生


です。


蓮如上人も、


電光・朝露の夢、幻の間のたのしみ


一生過ぎやすし


思い出だすこととては一つもなく、二つもなし。


と儚い一生の現実を記されています。



目的を知らず、ただ生きるだけの一生は、


苦しむだけの一生で終わります。


私達は、決して苦しんだり、悲しんだりする


ために生まれてきたのではありません。


生きているのでもありません。


本当の人生の目的を知り、


達成し、人間に生まれてきてよかったという


生命の大歓喜を得るために生きているのですね。


親鸞聖人の教えには、『なぜ生きる』の答えが


あります。



「やがて世界は、親鸞聖人の教えにたどりつく」


歎異抄を絶賛する人が、巷にあふれていますが


その歎異抄をひらかれた、高森顕徹先生の


『歎異抄をひらく』の著書も、悩み苦しむ人たちの


明かりになることは、言をまちません。


親鸞聖人のご恩に報いる身に、


一日でも早くならせて頂きましょう。