浄土真宗親鸞会 北海道札幌ブログ


釈迦弥陀は慈悲の父母


種々に善巧方便し


我等が無上の信心を


発起せしめたまいけり


      (親鸞聖人)


 親鸞聖人は、この親鸞が、


無上の信心、無上の幸福の身にならせていただけた


のは、阿弥陀仏とお釈迦様が、苦心惨憺、どうしたら


悩み考えられた、善巧方便があったなればこそと


深いを御恩を知らされて、私達に教えて下さいます。


 親鸞聖人が、今日、世界の光と仰がれるのは


私達が本当の幸福になれる道を示されたなればこそ


です。


 漸く、北海道も涼しくなってきましたね。


 親鸞聖人のみ教えを、光として進ませて頂きましょう。



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春の足音も、近づいていますが、今日の北海道は、


春の嵐というべきか、視界がなくなるほどの、猛吹雪


でした。


高速道路も一時、通行止めのところもでて、


暖冬で、昔と比べれれば随分と、暖かくはなったと


はいえ、やはり北の大地、北海道です。


そんな北海道にも、満開の花!


写真は、生花です。


花の命は、短いとはいいますが、


とてもこころ安らぎ、癒されます。


親鸞聖人が90年のご生涯教えてゆかれたのが、


弥陀の本願です。


 阿弥陀仏は、


一人ぼっちで悩み苦しみ、さまよっている私達


の心底まで、全て知っているぞ、わかっているぞ


とお見抜きで、共に寄り添って、共に喜び、共に


なき、心の連れとなってくだされるのだよ。


親鸞も直ぐ側にいるかねと、仰せです。


この世から、未来永遠の心の安らぎを


教えて下された親鸞聖人のみ教えを


花を通して、また、感じます。

蓮如上人のご遺言は、

「あわれあわれ、存命の中に


みなみな信心決定あれかしと


朝夕思いはんべり」です。



それは、そのまま親鸞聖人の


ご遺言といっても同じです。


なぜなら、蓮如上人は、


親鸞聖人の教えを、一器の水を


一器に移すがごとく、手垢をつけず


そのままお伝えになられた方だから


です。


また、高森顕徹先生は、


常に、この蓮如上人のお言葉を


讃題として、ご説法をしてくださいます。


「私が、皆さんにお話することは、


これ以外にありません」との御心です。


親鸞聖人、蓮如上人が、願われ貫かれて


いるお聖教(お言葉)に信心獲得に関係の


ないお言葉があるはずがありません。


また、「信心決定あれかし」と願われるのは、


信心決定の決勝点が平生にあるからです。


 「誠なるかなや摂取不捨の真言」


明らかに知らされるところまで、


光に向かって進ませて頂きましょう。