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しんらいライフサービス株式会社 寺﨑道弥です。


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昨日の記事は大きな反響がありました。

やはり、「価格」「原価」「値上げ」等のキーワードには、敏感に反応されてアクセスが急上昇しますね。


以前にも似たようなことを書いていますが、今日は「じゃあ、ビル管理・マンション管理の管理委託費を値上げせずにやっていくのはどうしたらいいの?」っていう疑問に、会社側のスタンスとして「性悪説」で思いつくだけ羅列してみますね。

※かなりブラックですけど(笑)

①各種点検をやらない
やってもいない点検(ELV・消防・貯水槽・建築設備・検針等)をやったように見せかけ、報告書をねつ造します。
論外ですよね。でもこういう話、まだまだ聞きますよ。

②清掃を契約書通りにやらない
意図的に日常清掃を30分短くやらせるとかして、その分を会社が抜きます。
公園のトイレ掃除等は水撒いて終わりにして、一日にできる件数を増やす。

③労働基準法を無視
労働者を偽装請負し、労災保険に入れず、24時間動けるだけ働かせる。
人間の集中力にも限度がありますから、品質は当然下がりますよね。

④低賃金な資質の低い社員を担当させる
最低賃金の人材に正社員が担当すべき物件をやらせます。
賃金=資質・スキルと連動しますから、そもそもお客様を対応する能力が足りないでしょう。

⑤お客様の要望にすぐ対応しない
会社からすると「儲からない安い客」ですから、手が空いたときで後回し。
緊急時には困りますし、賃貸であればテナントのオーナーへの心象も悪くなり、空室リスクが高まります。


基本的には「お金だけ貰って、いかに何もしないで済ませるか」という発想になり、その原価をあらゆる方法で圧縮して、利益を出していくしかないのです。

当業界で、平均価格、適正価格でない場合は、この辺を疑った方がいいでしょう。

安いということは、発注者側の繰り返しの指示、「ちゃんとやってくれない」ことへのストレスで、かえって手間暇がかかることもありますし、あらゆるリスクが高まります。


食品、工業製品等でも、「安い」を原因とした事故が増えています。

安心安全を買うにはそれなりのコストがかかりますし、「安すぎる」場合は、「なぜそんなに安いのか?」理由を聞いてみるのも一つかもしれません。

利益を出し、現預金を増やしていかなければ、会社はいずれ終わります。

利益を出し、それを社員従業員・取引先・税に還元していくことが経済活動です。

 


今日もこころおだやかにいきましょう!