少し休憩します・・・・
今回は 突き板 の話です。(突板とも書きます)
突板とは・・・希少性の高い美しい木目を持つ木材をカツラ剥きのように薄くスライスして合板などの上に貼り付ける手法です。
有限な材を最大限に活用できる手法なのですが、
元の木材が高価な場合は、突板とは言えそれなりの値段になります。
日本ではどちらかというと、無垢などをそのまま素材として使うことが美とされている部分がありましたが この突き板はデザインにこだわる
ヨーロッパのブランド家具などにも多く使われている方法の中の1つです
ブランドのショップなどにも、高級な突板で施工されていたりします
住宅で言うと・・・、テレビボードなどの家具類、キッチン、ドアなど全て同じ素材で揃えることで統一感と高級感が出るのです。
ただ、デメリットもあります
予め家具を造作してもらうと買い替えが難しいということです。
種類はビーチ、オーク、ウォールナット、メープル、ゼブラ、ナラ、
シカモア・・・・・・・・・などなどとても豊富
数え切れないほど・・・ こちら を参照
素材の色をそのまま出すだけでなく、黒や茶色に色付けしたり、
目を生かしたり 木目を出したり方法も色々あります。
さらにロータリー、柾目、板目など木の切り方のよって断面の見え方も
変わるので同じ木でも違う印象に見えます。
木目を年輪の半径方向に切断する方法を柾目と言います。
それに対して、年輪が不規則な模様となって現れる木目を板目
と言います。
くわしくは こちら を参照
フローロングと同じように、まったく同じ空間でも建具の色が違うだけで
ガラリと雰囲気が変わります
素材選びには、それなりに味が出ても、古びた感じにならないよう
慎重に選びたいものです。
一般的に濃い色の方が高級感が出るとされていますが、
ホコリや手垢などの汚れが目立ちやすいなどの欠点もあります。
逆に明るい色だと、安っぽく見えてしまうなどの欠点も・・・
我が家が どの銘木を選んだのかというと・・・・
・・・・・・・続く