今日はちと機材のレビューでも。
以前より所有いたしておりましたAW-3ですが、なかなかヒノメを見る機会が無くエレクトロ庫(エフェクター収納所を僕はこう呼んでる)の肥やしになっておりました。
先日ライブの前日に暇ができまして、久しぶりにエレクトロ庫に足を運んでみますと、AW-3がこちらをファンキーな目つきで睨んでいるではありませんか!!
むむむ.....
こいつは使ってやらんば。
という事で先ずはライブ前に仲良くなろうと、リビングに連れて行きまして、Roland AC-33とMomoseのストラトとで遊んでみました。
正直いって物足りない。。。
さっきまでのファンキーな目つきはなんだ?!
お前はまるで、ライブ会場では毒舌を吐きまくるパンクバンドのボーカリストが家では優等生です♡ってお前!違うやろ?ファンの夢ぶち壊すなや!って感じじゃないか?!
と思わず、小さく固まったAW-3に悪態ついてしまいましたYO....
でもこんな狭いリビングで小さなアンプに小音量。
こんな状況じゃいくらファンキーなお前でも本領発揮できないってものよ!
と考え直し、ライブで使う事にしました。
ライブ当日は午前中から朝倉でレッスン。
なんと!生徒さんに少し早い誕生日プレゼントをいただきましたよ。
シールドと弦のセット。
ギタリストの消耗品でいくらあっても足りないアイテムなので本当にありがたいです。
猫八ありがとう!!(涙)
という事で、ライブ会場に着いたのですが。。。
いきなりの機材トラブル。
なぜかパワーサプライの調子が悪く、安定して機材に電源が供給できません。
しょーがないから今日はアンプ直でいくか!
と思っていたのですが、またあいつがファンキーな目つきで僕を見てる。
ギラギラとラメ混じりのボディを僕に見せつけるように鋭い眼光をこっちに向けてくる。
むむむ.....
こいつは使ってやらんば。
という事でボリュームペダルとAW-3だけのシンプルなセットでやる事にしました。
正直言って物足りない。
何が物足りないかって言うと。
よくも悪くも律儀なやつなのですよ。
DECAYというつまみで効果の長さを調節して、SENSというつまみで入力された信号に対するワウのかかり具合を調節するのだけれども、これって使いづらくない?
僕は機械の事には疎いので分からんちんな事が多いが、オートワウの類いはピッキングニュアンスで変化してくれにゃならんのだよ。
一度決めた効果の長さを律儀に守ってもらうと、こっちも同じ様なプレイをし続けなきゃいけなくなる。
ワウの効きをつまみで設定してしまうのはいかがなものかと思うのですよ。
エンベロープフィルターという機材がピッキングの強弱に反応するのだけど、オートワウこそその能力が必要なのじゃないかい?
ヒューマナイザーやシンセ風のSHARPという機能もあるんだけど、ヒューマナイザーは確かに面白い発想だと思うけど音質がイマイチ。
少し歪んでしまうし、組み合わせによっては明らかに使えない音もありますね。
SHARPは...?シンセ風?
しかも、こいつをONにすると小声で話し始めていっちょんファンキーじゃない!
まー。あまりこいつを悪く言うと良心がしくしく痛むのでこの辺にしておくが。。。
こいつはレコーディングとかで活躍するやつだと思う。
もしくは、サンプリング系の音楽に使うとか、ベースにかけて気持ちいいリフを刻むとか。
僕みたいなギタリストが使うには良い子すぎるみたい。
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