娘が突然1型糖尿病を発症してから、始めの頃は何が原因だったのか考えていた時期がありました。




「1型糖尿病とは膵臓にあるβ細胞が自己免疫によって壊されてしまい、本来β細胞から分泌されるはずのインスリンが分泌されなくなってしまう状態」




自己免疫が壊した?




自己免疫疾患とは細菌やウイルスなどの自己と異なる異物を排除する免疫系が、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで攻撃を加えてしまうことで異常を来すことです




つまり、娘は菌やウイルスの何かと戦っていた




娘が発症したと思われる頃、身の回りに何が起きていたのか時系列で整理していました




おねしょをし始めた時期

保育園からの連絡帳

週末どこに出かけたか

家族の体調

などなど




なったものは仕方ないと思いながらもやはり原因くらいは知りたい




そして、その結果から、実は疑わしき原因の心当たりがありました。




娘が発症したと思われる時期に保育園で、とある感染症が流行しておりましたから。




でも根拠もなかったので半信半疑で誰に言うこともありませんでしたが、、




この度、ついに確信に変わりました。




先月、娘の小学校入学に向けての医療的ケア関連で役所の方と話していたのですが、その時に役所の人が何気なく言いました。




「ここ数年、どうやら1型糖尿病の子が増えたみたいなんですよね〜」




担当の自治体にある小学校や保育園に1型糖尿病の子がどのくらいいるか把握しており、新規で発症した子供の数がどうやら以前に比べ明らかに増えているようだ、と。




その次の娘の通院日に担当医の先生に雑談のように聞いてみました。



「ここ数年で1型糖尿病になった人って増えてますか?」



お医者さんはあまり根拠のない適当なことは言わないと思うので、分からない、と回答されるかと思いきや。




その担当医は少しニヤリとした感じで



「今度その論文を出すところなんです。私の上司にあたる先生が、コロナ前と後で集計した結果、明らかに増えていて関係があるという内容の論文です」




ネット記事や噂話の話ではなく、ちゃんと有意性があるという先生のその言葉を聞き、確信しました。




娘が1型糖尿病になったキッカケは、コロナウイルスです




娘が病気を発症した頃、保育園で初の感染者が出て、戦々恐々とした雰囲気で毎日のように本日の感染者数が連絡帳で通知されていました。




はー、なんかスッキリ。




確信と言いつつ半信半疑が9割くらいになっただけだけど。




何かが変わったわけではないけれど。




今まで通り毎日丁寧に生きていくだけなんだけど。




最近よみうりランド行きすぎ。月に3回ペース爆笑スタッフに顔を覚えられてるし爆笑爆笑