保育園に朝出かける頃、マンションの清掃をしているおじいさんとよく会います
そして必ず私や子供たちに毎回挨拶をしてくれます
以前、いつものようにおじいさんと朝挨拶をした後、保育園に自転車で向かう途中、娘とこのような会話をしました
私「さっき掃除の人がお父さん達に、おはよう、と言ったよね?」
娘「うん」
私「だから、お父さんとXXX(娘)は、おはようございます、と返事したよね?」
娘「うん、返事した」
私「その後、おじいさんはXXX(娘)のほうを見ながら何か言ったよね?何言われたか覚えてる?」
娘「覚えてるよ。気をつけてねー、と言ってた」
私「そうそう。XXX(娘)は、はい、って返事したでしょ?お父さんは、XXX(娘)が言った返事は、100点だと思うよ。」
娘「うん」
私「でも、150点の返事の仕方があるんだよ」
娘「えーなに?」
私「気をつけてねー、っておじいさんがXXX(娘)に言ったということは、XXX(娘)がお出かけした時に怪我とかしないようにね、とXXX(娘)のことを心配してくれたってことでしょ?心配してくれたら嬉しくない?」
娘「嬉しいね」
私「誰かに嬉しいことしてもらえたら、相手に何て言う?」
娘「ありがとう、って言う」
私「そうそう!気をつけてねと言われた時に、ありがとうございます!って返事できたら120点だよ」
私「実は、200点の返事の仕方もあるんだよ」
娘「えー!なに?」
私「おじいさんがXXX(娘)に気をつけてねーと心配してくれた時、嬉しかったでしょ? だったら、おじいさんにも嬉しい言葉を言ってあげたいよね?」
娘「うん」
私「何でもいいんだよ。例えば、お仕事がんばってください、でもいいんだよ」
娘「いつもお掃除ありがとうございます!!」
私「おぉ!!それはもう1000点だね」