2022年8月上旬、子供二人を連れ、実家に帰省していました。

 

 

普段は遠く離れている僕の両親も孫のことが可愛いらしく、ときたま「二人の写真を送って」とLINEが届きます。写真や動画を送ってあげると、とても喜びいつも感想を送ってきてくれます。

 

 

 


実家の近くの海で泳ぐのが大好き

 


この時は離婚後、はじめて息子を連れての帰省だったこともあり、二週間たっぷり実家を楽しませてあげるつもりでした。実家には兄貴夫婦や姪っ子もいて、娘や息子はとても喜びます。

 

 

 

 

 

 

ある日の夜、リビングで僕は母親と二人で話していました。

 


僕「XXX(娘の名前)、昨晩もおねしょしちゃったんだよね。まぁ、おねしょシーツ敷いているから大丈夫なんだけど」

 

母「寝る前に何か飲みすぎなんじゃない?あと寝る前にトイレに行かせたほうがいいよ~」

僕「いや、トイレ行かせてるんだけど、夜中にも起きて、お父さんお茶飲みたい、って言うから飲ませてるんだよね」

 


実は、4歳になっておねしょをしなくなってきた娘がまた、その1ヶ月前の7月上旬から、たまにおねしょをするようになっていました。そのため、実家の帰省にあわせて大きめのおねしょシーツを購入して、実家に送ってあり、それを使っていました。そのような会話を数日間続けていたある日、母親が言いました。

 


母「XXX(娘の名前)、なんか痩せすぎじゃない?なんか小児糖尿病が怖いわぁ~」

 

 

 

 

 

 

小児糖尿病?もちろん僕はそんな病気、気にしたこともありません。

 


昔、僕自身がネフローゼという病気で数年入退院を繰り返したことがあり、どうせその頃の記憶から少し心配性な母親が適当な病名を言っているのだろう、と真剣には聞いていませんでした。

 


母「トイレに尿検査キットあるから、明日調べてみたほうがいいよ」

 


僕は小学校低学年にはネフローゼが完治しており、今まで再発もせずにきています。ただ、母はその頃から自宅でできる尿検査キットを常備していたようです。

 


僕「あぁ、わかったわかった」

 


そう言いながら、僕はスマホで小児糖尿病という病気について調べてみました。

 

 

そのウェブサイトに書かれていた症状は、今まさに娘に起きている症状そのままでした。

 

 

翌日、朝にはすっかりそんな会話を忘れていた僕でしたが、夜に思い出し、頻尿になっていた娘をトイレに連れていき、尿検査キットで検査してみました。

 

 

容器から検査シートを1枚取り、尿で塗らせて色の変化を見るものです。

 

 

 

 

 

 


結果は、一番右の「濃い紺色」でした。

 

 

 

 

 

 

姪っ子達のお祭り練習風景を遠くで見つめる娘(1型糖尿病と診断される数日前)

 

 

 

 

 

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