一昨日はじめて名古屋に、
そして 昨日は御園座に。

(今日はもう茨城に(T-T) )

もちろん舟木一夫さまを見におねがい

いろいろと評判を調べますと、
今回のお芝居は、
どうも今まで見た新橋演舞場の
お芝居とは かなり 違うらしい。
けっこう厳しいご意見も……

ちょっと不安が滝汗

ですが、
揚幕から鬼吉さんが登場した瞬間、
どういう芝居か わかった気に。

ああ、
これは…………

悪ガキさんのお話だ~なにやり

そう思ったら鬼吉さんの
することなすこと
笑わずには見られません。

舟木一夫は宝石箱で
びっくり箱。
500色の色鉛筆でも間に合わない
多彩多色な紙吹雪を振り撒いて
客席を翻弄してくれるのです。

それでいて
声といい姿といい
あまりに決まってるじゃありませんか。
それも少しも自意識を感じさせず
何でもさら~と。
さら~と見せてて
イチイチ格好いい。

それにそれに
舟木さんの若々しいこと。

座長が子分の役で
少しもおかしくない。
まるで年若い人気スターの公演に
ベテラン勢が賛助出演しているような
おもむき。

与一さんと葉山さんの
貫禄と風情が芝居全体を
支えていたのは間違いないと思います。

出演の皆様、どの方も大変な修練を
積まれた方々ばかりでしょうに
少しも嘘がなく、無理な自己主張もなく、
まるでタイムスリップして
本物の清水一家を眺めて来たよう。
まさに大劇場演劇の鑑。
新装開場の記念として
最高のお芝居・一座だったのではないでしょうか。

休憩後のコンサートは
悪童の鬼吉さん から
素敵な舟木さんになられて、、、

もう照明の当たらない
シルエットの時さえ美しい。

ここからは びっくりなしの宝石箱。
時が流れた分だけ輝きを増す宝石を使った
舟木さんだけが使える手品の時間。

もうすべて謎と不思議(笑)
(あれ?やっぱり びっくり?)
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一番 印象に残ったMCは……

舟木さん、おもちゃ みたいな
小さい扇風機を出されて

すいませんね、あたしだけ涼しくて。
これ、マイクにつけられないか
交渉してるんですけど、
マイクに風の音が入っちゃうから
駄目だって。
(音を聞かせて)
遊んでるんじゃないっての。

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久しぶりに
「浮世まかせ」が生で聞けました。

日本の風景……情緒……人の営み……
そしてすべてを受け入れて、
手放して、達観して、見据える ような

舟木一夫の歌の世界
みんな詰まったような歌です。
白黒灰色すべて ゆるしてくれる
舟木さんにしか歌えない
まばゆい歌だと思います。

過去を温めることと
前進すること
両方を支えてくれるのは
舟木一夫だけじゃありませんか。


名古屋まで、
ちょっと遠出でしたけれど
出掛けた甲斐がありました。
あったどころか大あり、
大満足。

今回も
舟木さんに大感謝です。



プログラムが、、、
よそのと何か違う……???

出演者のプロフィールが
ないのですね。