初めて行くバーなので楽しみです。

 

篠君は以前に行ったことがあるお店でした。

 

ダンディーなマスターが出てきて

胸に手を当てて

「かしこまりました。お客様」

とまるでホテルマンのような接客をしてくれるバーです。

メニューがありません。

 

マスター「本日はどのような楽しみ方をされますか?」

望「じゃあ、赤ワインが飲みたいです。ピノノワールで」

マスター「かしこまりました。ピノですね。チリと南フランスがございます」

望「チリで」

篠「俺はさっぱりしたカクテルをお願いします」

マスター「かしこまりました。付け合わせにチーズなどいかがですか?」

望「はい、お願いします」

 

篠君にはジントニックが出てきました。

 

雰囲気の良いバーで飲むお酒は楽しいです。

この時点で酔いも回っているので篠君が何を話しても

面白くてハードルはめちゃくちゃ下がってました。

ただ、何を話したのかはさっぱり覚えていません笑い泣き

私が何か言って、篠君に鼻をもぎられそうになったのは覚えています笑い泣き

 

望「次に会えるのはこの土日かなー。篠君の予定ピンポイントでしか空いてないもの。

他の予定入れられる前にデートの予定入れちゃおう」

篠「平日来ればいいのに」

望「うーん。平日だと夜少し会うだけで次の日は篠君仕事だし

ちょっとしか一緒にいられないよね」

篠「ほんの少しの時間でも会いに来る気概がもうないんだね」

望「そんなことないよ。じゃあ、今度平日に行くね」

 

私が新しいお仕事を始めたこともあって

平日に泊まりに行くことはなくなってしまいました。

だけど、以前は時間を何とか作って会いに行っていたので

その気力が薄れていたことに気づきました。

 

なんでだろ?気持ちが少し

遠ざかっていたのかもしれないし

もうひとつは私の経済状況が悪化したということもあります。

今シーズン、一度も一緒にスキーにいかなかったのも

その時間を共有するためにお金を捻出できなかったのも事実です不安汗

もっと稼げるようになれればいいんだけどなぁ口笛