ご飯も食べ終えて
車中での会話。
望「このニュースヒドイよね。家族を殺して旦那一人行方不明って」
篠「殺さなきゃいけない理由があったのか」
望「どんな理由があっても殺しちゃだめだよね。嫌なら一人でどこか出て行けばいいのに」
篠「人を殺すとき、どんな理由があるのかって考えちゃう。例えば望を
殺すとしたらどんなシチュエーションか、とか」
望「こわ。それで?どんなシチュエーションになったら殺すの?」
篠「答えは出ない。だから、俺は考えうる限り人を殺したりはしないかなって」
望「そっか、良かった。私は絶対に何があってもそんなことできない」
篠「絶対はないよ」
篠「あるとしたら衝動的にやってしまう時じゃないかな」
そんなシリアス?な話をしながら私も頭の中で考えていました。
例えば篠君とお別れする日が来るとしたらどんな時かな?とか。
どちらかが先に死んでしまう時かな?
私が先に死んだら、命日に篠君は私を思い出して偲んでくれるかしら?
海鮮丼かラーメンでも食べて温泉にでも入ってもらいながら
望と一緒にこの温泉に入ったなーなんて思い出してもらえたらいいかな。
篠君のお家に戻ってきてソファーでまったり。
篠君がもたれかかってきて
頭をなでたり肩をさすったり。
もうそろそろ帰らないといけない時間ですが幸せな時間で
このままずーっとこうしてたいなーと思う時でした