昨日の会話で急遽決まった今日の山形行き。
佐藤ぶどう酒店を目指して出発です。
中央道が出来てくれたおかげで、山形が近い。早いです。
9時半に出発して10時15分には米沢北まで来ました。
これからは山形は近場デートでも活用できそうです
ナビを頼りに赤湯温泉街の方に到着。
住宅街の中に紛れていて、細い道を入っていくので、どこだろう?と
分かりにくい場所にありました。
唯一看板があるので、ここだ!と分かりますが
ぱっと見、普通の一軒家です。
工場も、機械を作ってそうな工場ぽくて・・。
店内に入ると、愛想の良いかわいらしいおばあちゃんが
お店の中のワインの説明をたくさんしてくれます。
望「昨日行ったワインバーで、個々のワインの話が出て・・家紋入りの・・」
おばあちゃん「そうなの、ノートが出てきてねぇー。」
望「それそれ!」
おばあちゃん「この写真に写っている息子が今は作っているんですよ。最近は
いろんなところから取材をいただくこともあって・・」
望「あー!あった!家紋入りの!」
望「これって買えるんですか?」
おばあちゃん「大丈夫ですよ」
マスターの話だと直売所でしか売っておらず、他には卸していない
という話だったので売ってもらえるのか不安でした。
残り1本しかありません。
望「これ残りの1本ですか?」
おばあちゃん「あれ、もうちょっとあったと思うけど、ちょっと裏見てきますねー」
ちなみに私ばかり話しているようですが、篠君も所々で
「おー」とか「わはは」とかちょいちょい合いの手入れて一緒に会話に参加しています
おばあちゃん「これねぇ。あるにはあったんですが、裏ラベルがないとかで。裏ラベルがないんですよ」
残り2本だけ持ってきてくれました。
篠「おー、ホントだ。逆にこれの方が珍しくていいかも。買い占めちゃうか」
望「いや、あのマスターが買いに来るかもしれないから残しておいてあげないと!」
篠「今度行ったとき、裏ラベルのない珍しいワインです、とか言って出してきそう」
望「ありえるー」
マスター、先に買いに来ちゃったよ。ごめんね
他にも一升瓶のワインや、プレミア限定ワインなんかもあって
どれもこれも説明を聞くと欲しくなってしまいます。
限定に弱い篠君は、裏ラベルのない家紋入りのワインと
プレミア限定ワインを購入しました。
私も家紋入り裏ラベルありと、プレミアムの別バージョン、スパークリング、一升瓶を買いました。
ウキウキでお買い物をおえました。
お買い物はこうでなくちゃ。
ただワインを買うのではなく、そこにある物語、ストーリーに
魅力を感じて価値を見出すのです。おばあちゃんが語ってくれる
このワインが出来るまでのヒストリー、努力、物語に
感動して対価を払う良い買い物でした
おばあちゃん、また買いに行くから元気で頑張ってね
ワインをいつどんなシチュエーションで空けようかなー
篠君と一緒に語りながら飲むのももちろん良いし
友達にうんちくを語りながら一緒に飲むのも楽しそうだし。
想像すると楽しくなります。