陸上自衛隊悪魔の辞典 「り」 | 作家・篠山半太の雑用紙(著述業・法学・政治学・語学・時事・映画評論・教養)

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作家・篠山半太が著述業・法学・政治学・語学・時事・映画評論・教養などについて雑感を書き留めるブログ。

陸軍記念日:(固有名詞)三月十日。秋山好古旅団が参加したことで知られる、奉天会戦の戦勝日。クロパトキンが退却した戦闘である。戦前は祝日であった。また、東京大空襲の日でもある。


陸戦研究:(固有名詞)月刊雑誌。外国の軍事文献などに関する論文が載る。


陸曹候補者き章:(名詞)金色の桜のき章。陸士たる旧少年工科学校生徒(自衛隊生徒=生徒)と旧曹学は常装の両襟に甲を装着、補士と補生は作業服の場合は両襟に、常装の場合は左腕の階級章(下向きの矢印)の上に乙をつける。


陸曹候補生:(名詞)これに指定されないと、曹教(陸教)に行けない。補生だけではなく、任期制からの選抜も可能である。曹候補生は、当然これを目指すことになる。また、高等工科学校からも陸曹は当然に輩出される。


陸曹上級課程:(名詞)2曹から1曹になるときに、必ず通らなければならない道。空は空曹上級課程、海は初任海曹課程のみ。


離隊:(サ変名詞)りたい。予備自衛官が訓練を終え、隊を離れること。


立会:(サ変名詞)りっかい。立ち会うこと。陸自でも空自でも使う。警察でも「立会人(りっかいにん)」などと使う。


略帽:(名詞)ベレー帽のこと。折りたたむときは、制服(常装)の左肩に挟み込む。


リヤカー:(名詞)法律上は軽車両であるが、陸上自衛隊においてあらゆる意味で最強の「車輌」である。


略章:(名詞)常装の二種三種で肩につける、乙階級章のこと。


了:(間投詞)了解、了解しました、の意。「了解か」も「了か」と言うこともある(若干古い)。空自でも使う。


臨時勤務:(名詞)消防などの特殊な輪番制の勤務のこと。また、それを指定したり、それに上番すること。臨勤。消防は主に陸曹の中でも特科がやる。「業務隊糧食班」に島流しにすることを糧食送り、と言う。


臨場:(サ変名詞)式典などで、執行者などが檜舞台に立つこと。対義語は「降壇」。例文、「執行者臨場、部隊気をつけ」。