本焼き10回目の徐冷が終了しました。全焼成時間16時間、最高温度1192+/-4℃、寝らし3時間、徐冷6時間でした。今回は昇温900℃より強還元でスタート、寝らしは普通の還元に戻す構成です。還元と強還元は焼成口をそれぞれ1/2と2/3塞ぐだけで得られます。簡単な操作で手間掛かりません。

志野焼は長石単味の溶けにくさや緋色を出すのに30時間、50時間など長時間、昼夜連続で還元焼成が必要と言われています。

プロの陶芸家にさえ燃料代が嵩み敬遠されがちですが、アマチュア陶芸でも窯を選べば早朝開始で深夜には終了できます。20時間以内の焼成でもそれなりに楽しめます。