先週の土曜日は、2024年上半期の

第4回初級予防医療勉強会を

開催しました。

 

最初に私が脳の改善編3の話をしました。

 

 

そのテーマを端的にのべると、

自然治癒力の中枢である

視床下部のエネルギーを上げることが、

ストレスに強くなり病気を防いだり

改善するためには大事である、

そのためには日本精神を持つことが

鍵である、ということになります。

 

その日本精神の例として

今回は「鬼滅の刃」を例にとりました。

 

その中の一部を以下にのべます。

 

「炭治郎(註:物語の主人公)は

猗窩座(上弦の参の鬼)と

戦うことになります。

 

そこで以下のようなやりとりがありました。

 

「猗窩座「俺は、俺が嫌いなのは

弱者のみ。

俺が唾を吐きかけるのは、

弱者に対してだけ。

そう、弱者には虫酸が走る。

反吐が出る。

淘汰されるのは

自然の摂理に他ならない。」

 

炭治郎「お前の言っていることは

全部間違っている。

お前が今そこに居ることが、

その証明だよ。

生まれた時は、誰もが弱い赤子だ。

誰かに助けてもらわなきゃ生きていけない。

お前もそうだよ、猗窩座。

記憶にはないのかもしれないけど、

赤ん坊の時お前は、

誰かに守られ助けられ

今生きているんだ。

強い者は弱い者を助け守る。

そして弱い者は強くなり、

また自分より弱い者を助け守る。

これが自然の摂理だ。」

 

鬼は、自分のみが強くなりたいという

自分の利益のみ追求しているため、

一人一人は戦いには強いのですが、

お互いの信頼感は全くなく、

集団で戦うことはありません。

 

鬼殺隊は、後輩に、強くなって

人々を鬼から守ろうという魂を

伝えることで、

ひとりひとりは鬼より弱くても、

集団としての役割分担と

集団による力で、鬼より強くなり、

鬼を凌駕することができたのです。」

 

猗窩座のいう自然の摂理は

肉体のみの観点からみたものですが、

炭治郎のいう自然の摂理は

肉体を超えた魂の視点から見た

自然の摂理です。

必ずいずれは滅びる肉体を超えて、

魂は世代間をつなぎながら

継承発展するものです。

 

この物語は今の世界情勢を象徴しており、

猗窩座などの鬼はグローバリスト

(肉体のチャンピオン)、

炭治郎の属する鬼殺隊は

愛国者の庶民(魂をつなぐ人々)

といってもいいでしょう。

 

そして時代は、トランプを代表とする

愛国者の集団がグローバリストを

追い詰めつつある

鬼滅の刃と同じような

展開をしつつあります。

 

肉体から魂の時代への

転換といってもいいでしょう。

 

我々日本人は戦前までは、

魂を一番感じてきた民族といっても

過言ではありませんでした。

 

戦後の教育で肉体しか

興味がないようにさせられましたが。

 

そのような魂を主体にする

日本人らしさを取り戻す時が

きたように感じます。

 

 

次いで、ヒーリングルーム愛代表の

愛場千晶先生に

「扁桃体にありがとう」についての

講義と実践をしていただきました。

 

 

非常に興味深い内容であり、

以下に少しそれを引用します。

 

「言葉の正体はエネルギー。

人生を変える力をもっている。

悲惨なこと、辛いことが起こっても、

言葉を換えれば

運気を変えることができる。

自分で口にした言葉、思った言葉、

この二つの言葉はエネルギー。

口から出た言葉や

心の中で思った言葉はすべて、

他人に向けたものであっても、

いずれ自分に戻ってくる。」

 

これは陽明学のいう

知行合一と同じことをいっています。

 

そして、意識はエネルギーであるという

ペンローズのいう量子脳理論とも

一致します。

そのため以下に結び付きます。

 

「自分の名前にありがとうを

唱えるといいことが起こる。

病気も快復する。

常に「ありがとう」の気持ちを

もち続けたら、

病気だけでなく人生で困ることが

起こらなくなっていく。」

 

今回の講義のテーマは

扁桃体にありがとうを言うことでした。

 

病気は、過去のトラウマが

原因であることが多いのですが、

そのトラウマは負の記憶として

扁桃体に入っています。

 

それを過去にさかのぼって思い出し、

過去の嫌な出来事を

自分の望むように書き換え

(脳は実際とイメージを区別しないので、

過去を書き換えたら

書き換えた方を真実だと思い込み、

トラウマが楽に癒せる。)

その扁桃体にありがとうを唱える、

もしくは扁桃体がピカピカ白く光っている

イメージを思い浮かべることにより、

病気の根本的な原因を

治してしまうという方法であり、

画期的な治療法といっていいでしょう。

 

 

そして、末期がんを含め多くの病気が

改善した実例があり、

誰でもその気になれば

お金もかからずにできる方法なので、

是非とも実践したい治療法だと思います

 

 

そして日曜日は、2024年上半期の

第4回S-BRAIN BASIC勉強会を

行いました。

 

その中で教育の重要性を、

前半で私が以下のようにのべました。

 

「薩摩藩の郷中教育、

会津藩の什の掟などを幼いころから

徹底して教え込むのは、

小脳に行動、考え方、情動のいい型を

入れるためなのでしょう。

その考え方の型は、

「卑怯なことをするな」とか、

「弱い者をいじめるな」とか、

「うそをつくな」とかきわめて単純ですが、

実践することでまちがいなく

りっぱな人間になれる型であり、

さらにいえば

一生それで認知症にならない型であり、

それを子供の濃密な集団の中で、

先輩から後輩に伝えていくわけです。

その教育をうけた結果、

幕末から明治にかけて、

若いにもかかわらず

きわめて脳のレベルの高い武士が

輩出されました。

(左脳アメリカ人右脳日本人)より」

 

幕末の教育が

今までの日本の歴史で

一番優れていると感じる点は、

結果を出していることです。

 

松下村塾、薩摩藩の郷中教育、

会津藩の什の掟などの教育により、

きわめて狭い地域から

多くのすぐれた人材を輩出しており、

それは優れた教育をした結果以外の

何物でもありません。

 

日本を立て直すには、

今後この教育を

現代風にアレンジした

教育をする必要があると

私は強く感じています。

 

 

そして後半は3名の受講生が、

自分のライフヒストリーと

ご自身の脳テストの結果を発表しました。

 

3名とも厳しい人生を歩んできており、

それが忙しい中でありながら

脳の勉強をしたいという意欲に

つながっていると感じました。

 

今回の受講生の多くが

篠浦塾健康指導師をめざしており、

非常に頼もしく感じた次第です。

 

 

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