今日はねこの日ですね。
最近あまり書くこともないし、ねこの日にちなんで私の小さなねこ活動について

書きます。歯の話全く無いので興味のない方はすいませんスルーして下さい。

去年の夏、私は家の近くでねこの親子を見つけました。

今まで何匹か見たことはあったけど、なんだか久しく見てない気がしたのと、母ねこが痩せていたし、チビねこもすごく小さくてこの猛暑の下大丈夫かな...と気になっていたのです。

 

奥の方に親子でいます。

 

その後は親子一緒に見ることはあんまりなくて、チビ単体でちょいちょい見かけたのだけど、見る度私はなんだかそのねこ親子がとても気になってどうしようもなくなってしまったのです。だからって自分では飼えないし、そもそもどこかの飼い猫の可能性だってある。でも首輪はつけてない。

この猛暑の中ご飯は食べているのだろうか、お水は飲んでいるのだろうか...私はいてもたっても居られなくなって、ねこ親子のためこっそり近くの茂みの下(上の写真の右側)に餌と水を置くことにしました。この行為をするにあたりたくさんのサイトを調べて、出来るだけ周りに迷惑をかけないよう、細心の注意を払って始めました。欲張らず一日一回、休みの日は2回。仕事の日は早朝に、休みの日は早朝と夕方に。
 

最初は家にある小さめのすいとんにお水を入れて、エサは厚紙の上にのせました。
エサを置いた翌朝見に行くと...エサ全部なくなってる!
私はとても昂りました。ねこ親子が食べたかどうかもわからないのに、完全にねこ親子が食べた気になっていたし、今でも食べてくれたと思ってます。

その日から私はねこ親子の事ばかり考えるようになりました。
食べてるところは見たことなかったけど、食べてくれてるのが嬉しくて、エサを準備するのが楽しみになっていきました。

相方氏にもLINEで報告してたけど、実際にねこを飼っている相方氏は

「あんまり一生懸命になりすぎない方が良いよ」「そればっかり考えちゃだめだよ」と決して応援ムードではなかったです。熱しやすく冷めやすい私の性格を熟知していらっしゃるのでしょう。

数日後、休みの日お昼ごろ近所の買い物から帰ってくると、茂みの下に隠していた

厚紙ととんすいが道路に放り出されていました。見つけた人が「なんやこれ(怒)」

みたいな感じで茂みから出したのでしょう。明らかに反発している感を感じました。
まあまあショックやったけど、やっぱりねこ親子が心配でならない。この時点でまだ食べてるとこ見たことないんですよ。でも見られなくてもいい。とにかく生きててくれたらよかったし、ショックより続けたい気持ちが上回った。

その頃ちょうど最初に買ったエサもなくなったので、ドラッグストアでもっと大きなエサを飼って(2kg)、百均でプラスチックのお皿セットも買って、茂みから少し離れた太めの電柱の後ろにお水とお皿をセットしました。お水はいつも直前まで冷蔵庫で冷やした冷たいやつです。

 

 

  

電柱の後ろに置いたその日は早速に食べてくれてたのに、その日以来エサはいつも残ったまま。残ったエサの中はアリだらけで、酷い時はGもいたよ。

 

食べてくれた後。

 

「どうしたんやろ...」と思いながらセットするのはやめられなくて、セットする⇒

食べてもらえなくてエサを捨てる、というのが3日間続いて、ようやく我に返った。

 

結局自分がやってたことはただのエゴ。ねこ親子を助けようとしてる自分に酔ってただけ。飼えへんしボランティアもできひんから、エサだけやる。一番楽なとこしかやろうとしてない。「かわいい」「かわいそう」だけじゃあかんねんな。ほんまお恥ずかしい話です。

で、残ったエサ約1.5㎏どうしようか。さすがにこれは食べられへん。

かと言って捨てるのももったいない。

 

       

そこで私はここ一年ほど仲良くしてもらっている保護猫シェルターでボランティアをしてる友人に残ったエサを持って行っていいか聞いてみたところ、二つ返事でOK。

人生で初めて保護猫シェルターというところに行くことになりました。

 

そこには里親さんのお迎えを待っているねこちゃんがたくさん。

中にはけがをしてる子もいました。みんなとってもかわいい。でもやっぱりかわいいだけじゃあかんねん。これだけのねこのお世話をたった一人、しかも無償でするほど自分にはねこに対する愛情は無い、って言うととても冷たく感じるかもだけど、正直な気持ちだから仕方ない。彼女はお家でも猫と暮らしているのです。すごいよね。

 

でもとても矛盾しているけど、何か力になりたい気持ちはある。職場の近くでも寒さとか病気のせいでいなくなってしまったねこたちを見てきて、その時も何も出来なかったから。幸いそこにいたねこたちも地域の保護猫シェルターの方が救いの手を差し伸べて下さって、今はきっと暖かくて屋根のある所で暮らしていると思います。

私は保護猫シェルターから帰った後いろいろ考えてもう一度友人に連絡。
これからもこうして時々ねこちゃんのエサを寄付させてもらえるか聞いてみました。これももちろん二つ返事でOK。エサだけじゃなくておしりふき等々に使える使い古したタオル、バザーの商品になるようなもの、他なんでもいいと言ってくれました。

この日以来、1~2カ月に一度のペースではあるし、そんなにたくさんのお金は使えないけど、ねこちゃんたちにエサの寄付をしています。あとは使い古したタオルとか、

そうそう、古くなったカーテンも捨てる前に一応聞いてみたら防寒に使っていただけるとのことだったので寄付しました。なんでもダメもとで聞いてみる。

これもエゴかもしれないというかきっとエゴなんやろうけど、美味しいものをおなか一杯食べるのは幸せだから、辛い思いしてきたねこちゃんたちにその幸せを味わってほしい。なので、少しずつではあるけど、これからも引き続きささやかなねこ活動として続けていきたいと思っています。気を悪くしてる方がいらしたらすいません。
 

以上、これが私のねこ活動です。
歯に全く関係のない話なのに最後まで読んでくださった方ありがとうございました。



 

 

次回は今年初訪問。行ったらほしいもん聞いてみよ。