2月18日(日)に高槻阪急スクエアで開催しました

第205回「駅前寄席」(噺の会じゅげむ定例会 Vol.346)も

入場者141名の大入満員となりました。

 

 

ご来場いただき、まことに有り難うございました。

当日の番組は、以下のとおりです。

 

一席目は、六弦亭ざくろさんの「稲荷俥」。

人力車に乗った客が、面白半分に「自分は、

稲荷の使いの狐」だと言うと、車夫はそれを

真に受けて大騒ぎになります。ざくろさん、

マクラから絶好調でした。

 

二席目は、潮吹亭くじらさんの「みかん屋」。

昔は当たり前だった、みかんの振り売り(行商)

の噺です。慣れない商売でもうけ損なった男が

リベンジしようとしますが、思うようにいきません。

間抜けな男と客のやりとり、大いに受けてました。

 

三席目は、高月亭すばるさんの「湯屋番」です。

落語にはよく登場する世間知らずの若旦那もの。

仕事もせずに風呂屋の居候になっていた若旦那が、

その風呂屋で働くことになり、いきなり番台へ。

妄想の世界に入り込む若旦那、面白かったです。

 

中トリの四席目は、三流亭志まねさんの「金明竹」。

ちょと間の抜けた与太郎が、骨董屋の店番をするの

ですが、融通の利かない性格に、お客さんたちは

大迷惑!? 江戸落語なのに、大阪弁で各種道具の

名称を早口でまくし立てる場面、お見事でした。

 

五席目は、歩鱈小酔さんの「田楽喰い」です。

若い衆が集まってワイワイと酒盛りをするのですが、

兄貴分の所にある樽酒をせしめるために、若い衆が

ひと芝居。この段取りが、地元の地名などを巧みに

取り込んでいるので分かりやすく、受けていました。

 

トリの六席目は、私・寿亭司之助の「天狗裁き」。

うたた寝中に見た覚えのない夢の話を嫁さんや隣家の

友人や家主に問いただされ、奉行所で裁判沙汰になり

ます。それを天狗が神通力で助けるのですが・・・。

奇想天外な展開に笑いも多い噺です。でも、全体の時間が

押していたのが気になり、噺のテンポが速くなりすぎたかも。

 

ということで、今回も無事にお開きとなりました。

次回の定例会は、3月24日(日)の「高槻市民寄席」です。

よろしくお願いします。

 

 

どくしゃになってね…

 落語のことをもっと知りたい方は → 「噺の会じゅげむ」のHP

 

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう

 

▼1月のあなたはスペシャルランクでした