新型コロナ流行下で意外なデータが話題になっています
1月19日に発表された厚労省の人口動態統計速報によると
昨年1~11月の死者は約125万人で、
前年同期比で約1万5000人も減少。
第3波で12月に新型コロナの死者が急増したものの、
年間を通しての死者数は11年ぶりに前年を下回ると・・・
不思議ですね?
なぜなんでしょう・・・
いくつか原因が想像できますが、
1つは、コロナ感染を恐れた 受診控え。
病院に行けば、ほかの患者から
ウイルスや菌をもらうリスクがあり、
病院に行くことによって他人に感染させる恐れがある。
自粛生活で病院に行く機会が減ったことで、
病気になる人も減った可能性が・・・
もう1つは、多剤併用の改善の影響
多剤併用とは、ひとりの患者が多くの薬を服用すること
新型コロナによる受診控えが多剤処方という
医療の悪弊にブレーキをかけて、死者が減った可能性
推測が、正鵠を得ているとすれば・・・皮肉ですね