こんばんは♡
いつも有難うございます。

ブロ友さんの、エミさん、

えみっち(エミでもいいよ)の'日々是好日'

のブログの中で、
宮城県 石巻市での、ジブリ展を書かれて
いました。
9月20日と、二週に渡って書かれています。

拝見させて頂き、
私も思い出されて、書こうと思いました。



【スタジオジブリ】

皆様は、一度くらいは聞いたことが有ると
思います。

宮崎駿監督 (ミヤザキ ハヤオ)

となりのトトロ、 魔女の宅急便、
千と千尋の神隠し、 紅の豚、
天空の城ラピュタ、
など 数々の作品がありますよね。


子供から大人までが観ている
アニメ・映画ですよね。


でも、その作品の中には
「世の中に訴える」作品
が、多いですよね。

何度か観ると
「それを伝えたかったのね」
と気付かされる事も、多々ありますよね。


その中で、もののけ姫 に纏わる
ハンセン病 について書かせて
頂きたいと思います。

下の画像の、女の子が 犬神様に
育てられた人間、サン(もののけ姫)です。

そして旅をしていた青年、アシタカ
知り合い、二人で何か?と戦うのですが

余り書いてしまうと、ネタバレになるので
サラリと書きますが…

下の画像の様に、平和に暮らしていた森を
人間が破壊していく、
その憎しみや恐怖から
乙事主(おっことぬし)は、
タタリ神になってしまいます。

このタタリ神は、白内障だったと
言われています。
宮崎駿監督は、拘りが有るのですね。
白内障と言う、身近な病を描くと言う事を。

ストーリーについては、この位に
しておきます。

ところで、
この映画を、観た時に、
包帯を巻いている、下の様な方々が出てきた
ので、もしかして? と思ったのを
憶えています。

包帯の方々は、ハンセン病です。

ハンセン病患者は、
長い間、差別され、隔離され
暮らしてきました。

宮崎監督は、この現実を、どうしても
描きたかったのですね。

このもののけ姫に、関しては、
私は、当時DVDを買い、10回以上は観て
何を伝えたいのか? を、考えました。

森の神の様な、モノは出てくるし、
病気の方々は、包帯を巻きながら仕事をして
街から行った少年と、
森に住む、もののけ と話せる「姫」
いったい何を?が、課題でした。


少し話が逸れますが、
宮崎駿監督は、数々の言葉を
残されていますが
結局は、どの映画でも
一所懸命 生きる人を描く、
描いていますよね。



現在の日本、世界は、
コロナ差別、ワクチン差別
苦しむ方々が、多いですが

ハンセン病と言うのは、
感染するのは、稀です。

乳幼児期に、多量にらい菌を鼻や口から
吸い込む以外は、発症しませんし、
今の日本において、
感染源になる人は、殆どおりません。
遺伝もありません。

それでも現在日本に置いて
今もなお 隔離者がいます。

下の島は、世界遺産にしよう、と言う
運動をしています。

この隔離施設で暮らす方の、
7割〜8割が
偽名 を名乗って暮らしています。

何故? 偽名なのか?
それは、差別から家族を守る為

隔離されても、何処から情報が漏れるか
分からないので、怯えているのでしょう。


女優吉永小百合さんは、長いこと
ハンセン病の方々と向き合っています。


そして今、コロナ患者への差別
ワクチンを打たない、
打てない方々への差別が、
実際に、起きています。


たしかに 誰も
コロナ、になりたかった、
訳では、有りません。

ワクチンにしても、それぞれに
「打たない理由」が有ります。


私の子供の、一人は受けますが
もう一人は、接種しません。

会社では
上司に怒られています。
自分なりの理由が有るので、
母親の私は、本人の意思に任せています。


グローバルな? 財閥企業でさえ、
この様な パワハラ、モラハラが有ります。
度々「受けた?」「何で打たないの!」
と毎日毎日 言われてる 子供。

本当は、メゲテいるけれど
私には 会った時に、少し言うくらい。
「ロッカールームで泣いちゃった」とか。
グダグダ言わない、考えて決めてから
伝えてくる。(母としては言って欲しい)


あの子の我慢強さ、貫き通す意志の強さは
宮崎駿監督 の作品の中に出てくる、
主人公たちの強さ に似ている
と、常々思っています。



ジブリの作品は、
世の中に訴える、
不条理に働きかける、
忘れていた大切な事を、
思い出させてくれる作品が
非常に多いですよね。

もののけ姫 の曲、久石譲さん。
宮崎駿監督の作品の曲は、彼のピアノが
必ず、と言って良い程、流れます。

私は、この曲は切なくなりますが、
聴く方の気持ち次第で変わるので、
ぜひ聴いてください。
名曲の一つと思います。


平和に暮らせますようにラブラブラブラブ