セブンイレブンに関する本を探していた。
アマゾンで検索すると、何冊か関係書籍がでてくるが、
どれも発行日が古く、最近の本は見当たらない。
この本は、アマゾンでも、メルカリでも、中古本が安く売られている。
発行日は、2013年で、まだ新しい方である。
まだ、どの本を買おうか迷っていた。
先日、家族で近くの「古本市場」を通ったときに、妻と子供が店内に入った。
私は、店の外に並べてあった処分品、80円均一の本を眺めていると
そこに、この本が置いてあった。
80円ならと、すぐに購入して帰った。
安いのもさることながら、なにか縁のような感じを持った。
難しい分析をした本とは異なり、大変読みやすい本ですぐに読み終わった。
すごい本だと思う。
すごくわかりやすいのは、それだけ考え方が練り込まれているからだろう。
わかりやすい説明でありながら、しっかりと大切なことを脳に刻み込んでくれる。
私は、前職で総務をしていた時、ITを使った社内業務の合理化に取り組んでいた。
自分では、よいシステムを導入できていると自信があったが、
実際に事務をする人たちから歓迎されているという印象は受けていなかった。
それが長年の問題と知りつつも解決策を見いだせなかった。
この本を読んで、その答えが分かった気がする。
「お客様の為でなく、お客様の立場で考える。」
私は、システムを使う人たちの立場で考えてあげられてなかった。
迅速な導入や、経費を優先し、それが会社としてのベストチョイスだと勘違いしていた。