アル=アクサー・モスクでの騒乱のその後について #ヨルダン #Jordan | 世界をみつめて

世界をみつめて

主に中東を中心に書いています。
今の中東は大変混乱している状態です。
中東に早く本当の平和と自由が訪れることを願ってーーー。


ヨルダンが国連安保理に議長声明案を提出。

内容として、東エルサレム、アル=アクサー・モスクにおける
最近の緊張と暴力を遺憾として総ての関係者に挑発と暴力行為をやめ、
国際法を順守するように呼びかけ、宗教過激派(ユダヤ人入植者)が
挑発行為及び聖域の破壊を行うことを禁止するとともに
平穏を取り戻すためにこの神聖な場所の神聖さを保つために
お互いに尊重しあい、イスラム教徒が平和的に
アル=アクサー・モスクで礼拝できるようにと、求めました。


ところで、なぜヨルダンが???と思われた方のために。

アル=アクサー・モスクの管理は、ヨルダンが「ワクフ」として行ってます。
「ワクフ」は、維持するためのお金を寄付したりすることです。
アブドッラー世国王の曾祖父にあたるアブドッラー1世国王の遺体が
本人の希望により,アル=アクサー・モスクの下に
埋葬されていることによります。
さらに,歴代のハーシム家の国王は,正統性の一つの源泉として
聖地エルサレムの保持を必要としてきた。
この関係のため、ヨルダンが国連安保理に
(議長)声明案を提出したと思われます。



ソース元