おはようございます。

仏像など魂を宿らせることで、単なる物から礼拝の対象とならせる儀式を「お性根(しょうね)入れ」や「魂入れ」と呼びます。

毎月の月詣り会社や一般家庭に行くと、「コレ処分(納札)しておいてください」と神社やお寺の御守や御札を渡される事も多々あります。

基本は御守や御札ですが、中には掛け軸や置物、時には刀剣まで様々。

その納札品の中にはお性根が入った物も稀にあり、そういう場合はこっそりお性根を抜いて処分させてもらってます。

特別な儀式などしていない、単なる掛け軸などでも、日々手を合わせたり、拝み倒す事で念やら余計なモノが宿ってしまうようです。

宿ってしまうと今まで特別何もなかった家でも、ある時急に人の気配がするようになったなど不思議な現象が出るようになるんです。

有難い神様や仏様が宿れば良いのですが、野良犬や野良猫ならぬ野良霊のような何かよく分からないモノしか見たことがありませんが、時には災難事も起こす場合もあり要注意です。

掛け軸などは、身内が亡くなってしまったから処分してほしいというのが大半ですが、特別なものでない限りは神社やお寺に納めて、お焚き上げしてもらえば良いと思います。

価値のある骨董や大事な形見ならお祓いをして、魂を抜いてもらいましょう。

↓ こんなパターンもあります。


持って行ったものの、断られて無駄足にならないように、よく確認してから行く事をお勧めします。

では、素敵な一日をお過ごしください。


 

 
 

 

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