おもち生後 8m18d

 

 

 

 

2度目の補聴器外来に行ってきました!車ダッシュ

 

 

おもちくんの通う国立病院には2つの補聴器業者さんの外来があって

 

1回目の先週は比較的一般的な「骨伝導補聴器」を取り扱っている業者さんの日でした。

 

カチューシャ型だったり、ヘアバンド型だったり眼鏡型だったり

 

それなりにしっかりと固定&着圧をかけて、

補聴器部分を骨にしっかり押し当てる事で機能するタイプ。

 

 

ですが、頭頂部~おでこ~眼の周りまでの広い範囲の骨が欠損しているおもちくんは

長時間にわたって頭部に着圧をかける事に不安があったため

 

もう片方の業者さんに相談をする事に。

 

考えてみると、ヘルメットも作成中なおもちくん。

ヘルメットとバンド型補聴器の併用は難しそうなので、どっちみち無理だったかな。

 

 

 

そして3日前、もう片方の業者さんの外来日。

 

なんと、サンプル機を借りて帰ってくる事ができました赤ちゃんぴえんキラキラ

 

この日は説明だけと聞いてたので、嬉しい赤ちゃんぴえんキラキラ

 

 

お借りしたのはこちら。

 

 

 

 

リオネットの、軟骨伝導型補聴器です。

片耳分だけお借りできました。

 

「試聴器」と書いてある部分が、マイクや電池がある部分。

 

赤い丸ポチがある四角い部分が、振動子と言って

これを骨に当てる事で、振動で音を伝達する仕組みなんだそう。

 

どうしても先のバンド型補聴器よりは伝達精度が落ちてしまうそうなんですが

小型で手軽。これならヘルメットと併用してつけられそう。

 

 

だけどしかし。

小顎や耳の位置が低い事が原因なのか

顔周りのお肉がたぷんたぷんなおもちくん泣き笑い

 

この補聴器、両面テープで肌にぴたっと貼り付けるだけなので

お肉が少なく骨が近い部分に貼る必要があるのですが、そのいい塩梅の位置を探すのが難しい!泣き笑い

 

この日は補聴器業者さんがとりあえず貼り付けて下さいましたが

うーん、と頭を悩ませていて、「色々位置を試してみてください~」とのこと。

 

 

というかそもそも「軟骨」伝導なのだから耳の軟骨につけるんじゃないの?と思ってたのですが

要は耳の軟骨が頭蓋骨の硬い骨と繋がっていないと意味がないそうで

 

小耳症かつまだ赤ちゃんで骨の発達が未熟なおもちくんの場合

耳につけるよりも、耳に近い固い骨に付ける方が効果が見込めるらしい。

 

なるほど真顔

 

 

とりあえず、了解です!色々試してみまーす!!と

 

外来を後にし、お昼寝中のおもちくんを連れてヘトヘトになりながら帰ってきたのですが。

 

 

帰宅して元気に起き出したおもちくんの前で、音の出るタンバリンのおもちゃを鳴らしてみたところ

 

 

 

 

 

 

 

?!

 

めっちゃ楽しそうじゃない?!あんぐりあんぐりあんぐり

 

え、聞こえてる?????ポーンポーンポーン

 

 

稀に見るハイテンション具合に、ききき聴こえてるんじゃない?!と夫と言い合ってたのですが

 

なかなか確信には至らないちょっと不満ちょっと不満ちょっと不満

 

 

そもそも夕方のこの時間はいつも、一番ご機嫌でテンションが高い時間帯。

 

タンバリンのおもちゃも、音以上に光の主張が強いおもちゃなのでそっちに反応してる説?

 

1回目の音楽ではハイテンションだったけど、2回目以降はどっちとも取れないような反応。。。ちょっと不満

 

耳元で声掛けや色んな音を出してみても、反応してるような、、してないような、、、、?

 

で、この日以降2日間

補聴器を色んな位置にペタペタ貼り付けて色々試してみたものの

特に明確な反応は得られず

 

うーん真顔やっぱり難しいのかなぁ~~~~~~真顔

 

 

ダメ元でバンドタイプとヘルメットの併用にチャレンジしてみるか、、?

と考え始めてたのですが

 

 

今朝、いつもの訪看さんの時間に。

 

サプライズ?でST(言語聴覚士)さんが、一緒に訪問して下さいました驚き

 

 

おもちくんのリハビリ事情ですが、退院してから1ヶ月が経った今現在

 

PTさん(理学療法士。要は運動リハビリ)は週に何度か来ていただいてるのですが

STさんは枠がいっぱいのようで、まだ一度も見て貰えてませんでした。

 

それが、今回の補聴器のテスト期間

2週間ちょっとでおもちくんのポテンシャルを探らないといけないので

私たちだけでは正しい判断が出来るか不安と訪看さんに相談してたところ

 

STさんが忙しい合間で、時間を作って下さったのでした赤ちゃんぴえん赤ちゃんぴえん(感謝!)

 

 

 

まずは、補聴器をつけていない状況で聴力を確認して下さいました。

 

色んな種類の色んな音が出るおもちゃを次々に繰り出し

おもちくんの視界に入らない場所で鳴らしていきます。

 

 

すると

 

 

 

ピコっ!と

小さなゴムボールのような、

押すと高い大きな音が出るおもちゃを左耳の後ろで鳴らすと

 

 

 

(にやり)

(ついでに小指もぴーん)

 

 

は、反応したーーー!!!!びっくりびっくり

 

 

これはもう、明らかな反応でした。

 

前方で鳴らすとあまり反応しなかったですが

後ろ側で鳴らすと、その度にニコニコっと。

 

 

面白いのか、音と音の合間には

次は?次はまだ???という感じでそわそわと待ち

 

また鳴ると、ニヤニヤほんわかほんわかほんわかほんわかキラキラ

 

 

補聴器ナシでも聴こえる音があったんだ!!!!!!!

 

自分たちでもそれなりに色んな音を試していたつもりでしたが

全然反応が得られなかったので、本当にびっくり&嬉しかったです。

 

 

先生!それは何のおもちゃですか!!と食い気味に聞くと

 

ウインク「これダイソーですよ!」との事。

 

 

くっ、、うちの最寄りはセリアだ、、、

でもすぐに買いに走らなければ、、、、笑

 

 

 

音の種類もそうですが、鳴らす方向がここまで大事だとは。

初めてちゃんと聴覚リハビリをして頂いて、本当に勉強になりました。

 

 

今日はどうしても私用で外出せねばならず、

訪看さんとSTさんに後をお願いして外出したので最後まで立ち会えず本当に残念だったのですが

 

後から聞いたところ、補聴器をつけると

更に色んな音に反応してくれたみたいです赤ちゃんぴえん赤ちゃんぴえん赤ちゃんぴえん赤ちゃんぴえん赤ちゃんぴえん

 

聴神経というのは使っていないと徐々に衰えていくものだそうで

おもちくんの場合、少しは聞こえていそうなので

 

補聴器の使用は有効だろうとの事でした。

 

 

あああああ、よかったよ~~~~~~~~~笑い泣き

 

 

どうやら右耳よりも左耳の方が少し反応が良さそうだったようで

 

そう言われてみれば、約半年前の脳波の検査でも

左耳の方が若干ですが良い評価がされていた事を思い出し、信憑性がぐっと増したのでした。

 

 

 

 

STさん、固定で入って下さるのは難しいようですが

急きょ空き時間などが出来た際には、また訪問して下さるとの事。

 

本当に本当に、有難い限りです。

 

 

入院期間が長かった事もあり、動き出しが遅めになってしまった言語聴覚訓練。

 

来月にはまた入院が控えてるので、色んな手続きについても

今のうちに進められるところまで進めたいです。

 

 

明日も色んな音を試すぞ~~~~~歩く歩く歩く

 

 

また記録します!

 

 

読んで頂きありがとうございましたうさぎのぬいぐるみ