一昨日の帝王切開術後1日目の日。
午前中にかの有名な(?)「トイレまで自分で歩いていく試練」があり、なんとかクリア。
私のいるMFICUは横に長ーい部屋で、真ん中にあるトイレまで、ベッドからおよそ7m。
恐ろしく遠く感じました。。
(遠すぎて昨日の朝イチのトイレに向かう途中で
産褥パッドに少々失礼してしまったのは本当ここだけのお話)
おもゆって初めて食べた(飲んだ)。。
本当にただの液体なんですね。笑
ほとんど仰向けで寝たきりで沢山汗をかいてたので
助産師さんに手伝って頂きながら身体拭き＆着替えをしました。
そして
「車椅子に乗れそうならNICUに面会行けますけど、今から行きますか？」と聞かれたのですが
何故か咄嗟に「あっ、、もうちょっと後でにします！！痛み止めが効いてきたら、、、(モゴモゴ)」と答えてしまいました。
前日の夜、主人からの励ましを受けて気持ちはちゃんと前を向いたつもりでしたが
どうしても緊張してしまって。
主人から貰った写真と動画たちを、少し緊張しながら見ている自分もまだいたから。
でも先延ばしにして解決する訳でもないし、もちろん会いたい気持ちもある。
数時間後、助産師さんが車椅子を持ってきてくださったタイミングで、NICUへ向かいました。
NICUフロアに着いて
いくつかの扉を超え、その度に手を洗い
沢山の保育器が並んでる部屋のさらに奥の部屋
そこにおもちはいました。
本当に沢山の管に繋がれて
頭を動かさないよう固定され
目にはガーゼを被せられた姿。
震える気持ちで、もっと近くで見ようと車椅子から立ち上がりました。
病室で車椅子に乗る時はあんなに痛かったのに、立ち上がった痛みなんて覚えてません。
どの管が何の役割をしているのかの簡単な説明を受けました。
気管切開後なので安静にしてもらう為に眠らされていて
呼吸器サポートの振動で痙攣のように震えている身体。
気付いたら涙が出てました。
そして
「赤ちゃんが眩しいと思って目にガーゼかけてるんですけど、めくりましょうか？
お母さんの心の準備がまだでしたら、後日でもいいんですよ」
と聞かれましたが、ここまできて目を背ける理由はありません。
震える声で
めくってください。とお願いし、めくられるガーゼ。
ああ、うちの子だ。
昨日分娩室で、確かに私のお腹から出てきた
私の赤ちゃんだ。
そう認識した途端、本当に涙が止まらなくて
何だかよく分からない、初めての感情の嵐でした。
「ママ来てくれたねぇ、嬉しいねぇ」
とおもちに声をかけてくれる看護師さん。
その横で私は
もっと早く来てあげられなくてごめんね、ごめんね
と言って泣いた気がします。
色んな感情がありましたが
たぶん、安心した気持ちもあったと思います。
夫の言った通りだ、ちゃんと可愛いじゃん。
可愛いと思えるじゃん、私。って。
いざ目の当たりにしたその姿に、否定できない戸惑いもありつつも、
自分に僅かでもその気持ちが芽生えた事が、全てでした。
一緒に頑張りたい。
それに、良かった事もありました。
新生児科の先生がいらっしゃり、現状について説明を受けたのですが
まず、血液の凝固因子が正常になったので輸血は終わり。
身体の青あざ達も良くなってきて、肌色がだいぶキレイになってました。
それと心臓の不要な動脈も細くなってきていて、このまま閉じてくれそうということ。
そして右側にしか確認できてなかった精巣が、改めて確認したら、ちゃんと左右に２つありそうですと。
よかった。。
今後レントゲンやCT、遺伝子検査等
色んな検査をしていく中で
良い事も残念な事も出てくると思うけど
こうやってひとつひとつ明らかにして乗り越えていけたらいいよね。
何度も覚悟を決めたかと思ったら何度も怯んで、
本当に懲りない弱弱な私だけど
良いママになってあげられるかな。なりたいな。
そう思った、産後1日目のNICUでの対面でした。
2日目の昨日は、朝晩の２回会いに行ってきました。
もちろん今日も会いに行く予定です。
書きたい事がまだまだ山ほどあるのですが
まだ身体が回復できてないところに慣れない搾乳生活が始まってきてる事もあり、一旦ここで切ります。
もうちょっとコンパクトに書けばいい話なんですが
昔から文を書き始めると長くなってしまうんですよね笑
自分のペースで続けられたらと思いますので、見守って頂けると幸いです。
(ブログジャンルを「妊娠記録」から「育児(ベビー)」にしれっと切り替えました！改めてよろしくお願いします
)
