柴っこコハナさん(推定13歳女の子)をお迎えして今年で9年になります。

お迎えした頃からお腹が弱く、季節の変わり目やごはんの種類によって下痢をすることはありました。

年を取るとともに頻繁に下痢を繰り返すようになり、下痢止めを数ヶ月間与えていた時もありました(しかも効果なし)。

 

お腹の不健康は体全体に影響します。

そこで動物病院で扱う療法食を試すことにしました。

メーカーやごはんの種類、ドライかウエットか、量など、それぞれ一定期間使って効果を確認する作業を数年間続けました。

大好きだったおやつのサツマイモも禁止です。

 

便の状態がよくなり他のごはんに変更するとダメ、しばらく快便が続いても夏になると下痢が再発、試行錯誤の日々でした。

とにかく「忍耐」、うまくいかず落ち込むこともよくありました。

 

そしてやっと、去年あたりからいい便が続くようになったのです。

しかもたまに便がゆるくなっても、お薬を使わず自力で治せるようになりました。

療法食が増えて選択肢が広がったことも感謝しています。

 

病院から療法食を指示されても、お薬ではないので治療と気づいていない飼い主さんがいらっしゃいます。

すぐに効果が出るわけではありませんし、合うごはんを探すために時間がかかることもあります。

お腹の弱い犬猫さんはごはんで改善できる場合もありますので、今日のお話を参考にしてもらえたらと思います。