ワンコの誤食とごはんの関係

以前、お散歩不足が引き起こす困った行動について書きました。

「ワンコとお散歩をしよう」

中でも誤食をするワンコたちはお散歩以外の原因として、適切にごはんをもらっていないことに気づいてしまいました。

「おもちゃをかじって食べてしまう」「トイレに使うペットシーツをビリビリにして飲み込んでしまう」なんていう相談の多くは、ごはんの量が少なすぎる傾向がΣ(￣□￣|||)

職業柄、お散歩とごはんの量をきちんと決めて与えることがあったりまえだと思っているので、まさかそんな生活をしている子たちがいるとはショックでしたよ・・・。

いろいろなケースがあります。

「ごはんは目分量で与えている」

「子犬の時にブリーダーから言われた量を、成犬になっても続けている」

「与える量が分からない」

「太らせたくない」

などなど。

ごはんの量が少なくて誤食するって、ひもじい思いをさせてるって理解していますか？

お腹すいていること、分かってくれませんか？

私はいつも飼い主さんにお話ししていることがあります。

「シャンプーとか爪切りとかブラッシングとか歯磨きとか、最近は自宅ケアが流行っているけれど。ぶっちゃけそんなのできなくてもいい。ちゃんとごはんを与えて、お散歩をしてあげて」と。

一番健康に関わるごはんとお散歩をきちんとすることが大優先です。

これらを怠って他のケアに必死にならないでください。

もちろん誤食の原因がごはんだけとは限りません。

誤食した時に声をかけて、ワンコがほめられたと勘違いしたことから続くこともあります。

遊びの延長でやっている子もいますしね。

「誤食の裏側に潜む意外な落とし穴」的なお話しでした。

「ごはんの与え方」

写真：ミックス花さんはごはんの大好きな子でした。